フィリーズレビュー 回顧 [競馬]
今週のフラワーカップを残してはいるがほぼ桜花賞の出走メンバーが固まってきた。俯瞰するとキングカメハメハ産駒対ゼンノロブロイ産駒に割ってはいるサンデーサイレンス系産駒がいるかと言う構図か? 今のところ阪神JF組が中心で順番は変わると見ているのだが…。
天候; 馬場;良
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サウンドバリアー 1:22.8 前半3F 35.0 - 4F 47.1
◎ ラナンキュラス ハナ 上り4F 47.8 - 3F 35.7
レディアルバローザ クビ
▲ ロジフェローズ アタマ
ニシノモレッタ 同着
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馬券 桜でキッチリ取戻すぞぅ~
下馬評どおりラブミーチャンが逃げエリモエボナが2番手、テイラーバートン、レディアルバローザが続き、中団の前目にニシノモレッタ、ラナンキュラス、後ろから4番手にサウンドバリアーでその直後に出遅れたロジフェローズ。
ラブミーチャンのペースは4ハロン47.1、1000mが58.9と平均的な流れで絡まれることもなく比較的な楽な逃げ。直線に入っても1馬身ほどリードを取り残り200のハロン棒でも先頭で粘っていた。4,5頭が横に広がり決め手比べの様相を呈したが、内からレディアルバローザ、中にニシノモレッタ、外にラナンキュラス、その外からサウンドバリアー、更に馬群を縫うように突っ込んできたのがロジフェローズで5頭が一団でゴールになだれ込んできた。
レース自体は接戦だったが時計は水準以下で1勝馬が短い直線で大外から差して勝つくらいだから内容も平凡であったように思う。
勝ったサウンドバリアーは後方からの競馬で4角のコーナーワークで直線入口では上手く外に持ち出した。そこから徐々に前との差を詰めて残り100からは前にいたラナンキュラスと併せ馬のような形になり競合いをグイッと伸びて接戦を制した。外差しが決まる馬場に恵まれた感もあり桜やオークスで評価できる勝利でないような気がする。距離はマイルまでなら問題はなさそうだが…。
中団のやや前の位置からの競馬になったラナンキュラスは3、4角の中間あたりから外を回り上がって行き直線中ほどで先頭に並んだが、切れる脚がないためそこから抜出せずジワジワと伸びて勝ったかと思ったところ外からの馬に最後競り負けた。阪神JF以来の休み明けを正攻法の競馬で桜の権利を取ったのは価値があると思うが、桜で勝つには切味が少し足りないような気が…。しかし、中々バテない末脚と血統背景から府中のマイル半は多分向いていると思うので馬券の狙いはオークスと考えているのだが…。
道中は3、4番手から馬場の悪い内々を通り直線もインから伸びてきたレディアルバローザの3着は価値があると思う。桜でも侮れないかも?
4着のロジフェローズは出遅れて後方からの競馬になった。直線は馬群に突っ込んでゴールでは際どい争いに加わったがチョイ足りなかった。それでもあがりはメンバー中最高の34.7で府中のオークストライアルでは期待できる内容であった。
4着同着のニシノモレッタは仕上がり途上と見ていたがパドックには意外とスッキリした馬体で登場した。レースは5、6番手の位置から流れには乗っていたようで、直線に向いて追い出されると先頭に出るかの場面もあったが、最後は伸び負けした。桜の権利は取れず血統からオークス向きとも思えないのでNHKマイルに照準を定めていくのでは?
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