阪神牝馬Ｓ 予想

ドバイ帰りのブエナビスタとレッドディザイアが参戦してくる可能性があるヴィクトリアマイルの前哨戦になる。もうひとつの前哨戦中山牝馬Ｓではウオッカ世代が上位を占めたが、ここで最強世代の生き残りカノヤザクラあたりが突っ込んで来るようなことはない…だろうな？

ウェスタンビーナスとショウナンラノビアのハナ争いか？　イワタが強引に行くとハイペースも考えられるが、ウェスタンを行かせて２番手だと見ているので平均よりやや速い流れか。少しずつ時計がかかるようになってきた阪神Ｂコースなので推定タイムは良で１分２１秒０～５あたりだろう。

本命は５６Ｋでもひと叩きしたブロードストリートだ。３歳クラシック路線でブエナビスタ、レッドディザイアと戦ってきた底力はここでは一枚上だと思う。千四は初めての距離になるが母系がGrei Sovereign４×４なので苦にすることはないと思う。実際、半姉のストリートスタイル（父：アドマイヤベガ）は千四以下の距離を得意にしている。父母系とも早熟系なので成長が止まっている可能性があることだけが気懸かりだが…。

相手は前走の東風Ｓで出遅れてほとんど競馬をしていないデリキットピースの巻き返しに期待する。時計のかかるようになってきた今の阪神の馬場向きで先行力もあるので、センセイが確り乗ればアタマもあると見ている。

栗東滞在競馬を得意にしている小島茂厩舎のプロヴィナージュを単穴にしたい。恐らく先行して早めに抜出す競馬になると思うが、短い直線をどこまで粘れるかだ…。

ヒカルアマランサスは京都牝馬Ｓの勝ちっぷりから人気になるだろうが、今回は３Ｋ増量でヤネもウチパクに替わるのが不安であるので連下に評価を落とした。

他では５ヶ月の休み明だけが気になるが母はディープインパクトの半姉であるレディブロンドなので千四の距離は鬼かもしれないラドラータ、そして阪神千四なら堅実なレースをするワンカラットの２頭も連下に取っておきたい。

　　まとめると

◎　ブロードストリート
〇　デリキットペース
▲　プロヴィナージュ
△　ラドラータ　ヒカリアマランサス　ワンカラット

馬券は◎〇を軸にした馬連だけにしたい。

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