福島牝馬Ｓ 回顧

世代交代を期待したが掲示板に４歳勢は１頭も載らなかった。ヴィクトリアマイルのステップレースとしては何とも低調なレースだった。

　　　　     　　　　　　　天候；　　 馬場；稍重
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　　　レジネッタ　　　　　　　1:48.9　　前半3F 35.3 - 4F 48.0
　　　ブラボーデイジー　　　　アタマ　　上り4F 48.6 - 3F 36.7
　　　ウェディングフジコ　　　１ 1/2
　　　アルコセニョーラ　　　　ハナ
　　　ダイワジャンヌ　　　　　１／２
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馬券　カスリもしない…惨敗だぁ～

ショウナンラノビアが逃げて２番手にブライティアパルス、離れた３番手にブラボーデイジーとほぼ予想された並びでペースは３ハロン35.3、１０００ｍが60.3と馬場を考慮すると平均的な流れとなった。ブライティアパルスが逃げ馬を終始突っつき３角で交し、３～４角の中間辺りから後続がドッと押寄せたので先行勢にとってはキツイ展開となった。

３ハロン毎のタイムは「35.3=36.9=36.7」と中盤も緩まず底力と福島コース適性が問われるレースになった。上位に来た馬は重賞実績のある実力馬で、ある意味順当な結果とも言えるが、ヴィクトリアマイルで云々するようなレベルではなかったように思う。

久し振りに勝ったレジネッタは中舘らしくいつもより前に出す競馬で、４角大外を回り直線豪快に伸びて来てゴール寸前でブラボーデイジーを捉えた。フレンチデピュティ産駒らしく少し時計のかかる馬場が合うのと初めてつけたブリンカーも効果があったのかも？

昨年の勝馬ブラボーデイジーは離れた３番手追走から徐々に差を詰めて直線測ったように抜出してきてそのまま押し切るかに見えたが…。福島コースは自分の庭みたいで、これで４戦して２勝、２着２回と連対パーフェクトである。こちらもフレンチデピュティ系クロフネ産駒なので時計のかかる芝向きで、切れる脚こそないがバテないのが持味のようだ。

３着のウェディングフジコは４番手追走からブラボーデイジーを目標に上がって行き４角ではその直後に付けた。直線追い出すがジワジワとしか伸びないのはいつもの通りで、何とかアルコセニョーラの急襲を凌いだ。小回り平坦コースでは堅実だがイマイチパンチが足りないようだ。

本命に推したジェルミナルは中団の前目のインからで３角からやや置かれ気味。直線は最内でまったくいい所がなく0.5差の６着。荒れた馬場が向かないのか、調子が落ちているのか、成長が止まったのか理由がハッキリしないが、意外と早熟で終った馬なのかも？

昨年のオークス以来となったダノンベルベールは＋２０Ｋと成長分を見込んでも重め残りだろう。道中は中団馬群の中だったが、勝負所の３角から４角にかけてついて行けず、直線はバタバタで1.8差の殿負け。コーセイによれば馬場を気にしていたようだが、ここまで負けると良馬場でも先々相当厳しいだろう。

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