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天皇賞 予想 [競馬]

昨年までメイショウサムソン世代が3年連続で春の盾を制したが、これはトウショウボーイ世代がテンポイント(1977年)→グリーングラス(1978年)→カシュウチカラ(1979年)と3年連続で制して以来の快挙だった。が、さすがにひとつの世代が4年連続で盾を制することはいまだかつてないことである。ただ1頭のGⅠ馬マイネルキッツには盾連覇と共に4年連続同一世代制覇もかかっているわけだ。[soon]

平均ペースで逃げるホクトスルタンが除外されたため、ミッキーペトラが逃げてフィールドベアとベルウッドローツェなどが追うだろうが、ミッキーペトラに絡むこともないと思うので流れはすぐに落着き各馬折合いに専念しそうだ。淡々とした流れは2周目の3角の坂の下りからペースアップするが最後は直線の瞬発力勝負になると見たい。推定タイムは良で3分14秒~15秒あたりか…。

ここ3年、オペラハウス(メイショウサムソン)、デピュティミニスター(アドマイヤジュピタ)、チーフベアハート(マイネルキッツ)とノーザンダンサー系種牡馬産駒が勝っているが、今年はスローの上り勝負になる公算が大きいのでサンデーサイレンス系種牡馬産駒の出番になりそうだ。昨年こそ6歳馬が勝ったが、春の天皇賞は4、5歳勢が他を圧倒しているのは歴史が示している。展開が味方しそうなサンデーサイレンス系種牡馬の産駒なら若くて勢いのある馬を狙うのが定石だろう。

本命は4歳馬のステイゴールド産駒ジャミールにしたい。重賞未勝利の格下かもしれないが、重賞初挑戦で阪神大賞典2着の勢いに乗りたいし、臨戦過程もメンバー中最も理想的である。折合い面の不安はなく、比較的長く脚を使えるタイプだが切味もあるのでスローの上り勝負も問題ないだろう。ヤネのアンカツだが今年はGⅠ2着2回と今一歩のところで大きい所を取れてないので、そろそろやってくれるのではないかと見ている。

相手はヤマニンセラフィム産駒ナムラクレセントとジャングルポケット産駒だがBMSがサンデーのジャガーメイルにしたい。シルシの上ではジャガーを対抗、ナムラをダークホースにするが評価は同等である。

ジャガーメイルは昨年のこのレース5着であるが、当時は暮れの香港以来のぶっつけのレースだったことを考えるとマズマズの結果と言っていいだろう。今年はダイアモンドSを急遽回避するアクシデントがあったものの大事には至らず翌週の京都記念でブエナビスタ相手に互角のレースをした。スロー上り勝負で求めらる中距離向きの瞬発力は京都記念で証明済みだ。

日経賞でも期待したが休み明けなのに-14Kと本調子を欠いていたナムラクレセントも直線の不利がありながら0.4差なので着順ほどは負けていない。ひと叩きして型通り良化しているようなので、菊花賞3着、昨年の阪神大賞典3着と長距離戦の実績からここでも十分勝負になると思う。

9歳馬ながら有馬記念3着と底力のあるエアシェイディもスローの上り勝負なら軽視できない。年齢とともに叩き良化型になっているので、日経賞を叩いてこのレースに臨めるのはプラス材料だ。勝ち負けは無理としても連下はあると見たい。

マイネルキッツも日経賞を59Kで制して力をつけたかも知れないが、如何せん今年はこの馬向きの流れになりそうもない。長距離巧者のマサミがどこまで持ってこれるかだろう。良くて3着かとも思うが一応連下候補に取っておくも当日狙いを下げるかも…。

ダイヤモンドSを勝って一息入った形のフォゲッタブルだが、当初予定していた阪神大賞典を使えなかったのは歴戦の反動だろう。臨戦過程で順調さを欠いた不安は拭えないと思う。加えて、ダンスインザダーク産駒の天皇賞成績はダイタクバートラムの3着が最高で淀の2マイルとの相性は悪い。ヤネもユタカが怪我で乗れずウチパクがテン乗りとなる。長距離での適性や能力は認めるとしても、ネガティブ要素が多いので今回は入着級の評価にして3着候補にしたい。

  まとめると[exclamation&question]

11506010.gif◎ ジャミール
〇 ジャガーメイル

▲ ナムラクレセント
△ エアシェイディ マイネルキッツ
☆ フォゲッタブル

馬券は◎〇▲ボックス馬連、3連単と◎〇を軸にした馬連と3連単で勝負したい。


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