青葉賞　回顧：K cube　Lab：SSブログ

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青葉賞　回顧　[競馬] [編集]

藤沢厩舎で同じ馬主の３頭の馬の連係プレー？でペルーサが予定通りダービーに駒を進めた。藤沢調教師が念願の牡馬クラシック勝利や如何に…。２度あることは３度あるのか？　それとも３度目の正直になるのか？

　　　　　　　天候；　　馬場；良
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　◎　ペルーサ　　　　　　　　2:24.3　　前半3F 35.1 - 4F 47.8
　△　トゥザグローリー　　　　４　　　　上り4F 46.3 - 3F 34.5
　〇　ハートビートソング　　　１／２
　　　アロマカフェ　　　　　　クビ
　　　リリエンタール　　　　　２ 1/2
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馬券　馬連、３連単とも的中！　だが、ほぼ元返し…固過ぎるw～

エクセルサスやアロマカフェなどがハナを伺うも２角手前で先頭に立ったのは大本命馬の厩舎で同じ馬主のミッションモード。1000m60.0のスローペースだが、中盤の緩みも例年ほどではなく、残り800からペースアップし最後は直線の決めて勝負になった。

勝ったペルーサは道中中団のインの馬込みでジッとしていてリズム良く走っていた。直線は外に持ち出して坂を上がった所で同じ勝負服３頭が並んだが、外のペルーサの脚色が断然でスッと抜出し、残り200では後続に２馬身以上の差をつけ安全圏。ゴール前では手綱を緩める余裕の勝ち方であった。勝ちタイムは2004年ハイアーゲームのレースレコードに0.2足りないが青葉賞歴代２位の優秀な時計である。

レース全体としては翌日の９Ｒ古馬1000万下陣馬特別のタイムと比較しても１秒速く、３歳戦としては平均レベル以上だと思う。過去の青葉賞のラップと比較しても優秀で、特に後半はハイアーゲームのレースレコードと同じであるうえに上り３ハロン33.8もハイアーゲームの33.7に0.1劣るがゴール前抑えていたことを考えると、勝馬はキングカメハメハがレコードでダービーを制した時の３着に来たハイアーゲームと同等以上の評価をしてもいいのでは…。ペルーサの父ゼンノロブロイもこのレースの勝馬であるが、時計も内容も父を上回ったと言っても過言ではないだろう。

　　　　　　　　　　　　　タイム　　　　前半=中盤=後半
　2010年　ペルーサ　　　　　 2分24秒3　良　47.8=50.2=46.3
　2009年　アプレザンレーヴ　2分26秒2　良　48.3=50.6=47.3
　2007年　ヒラボクロイヤル　 2分26秒3　良　47.5=50.9=47.9
　2006年　アドマイヤメイン　 2分25秒3　良　48.1=49.9=47.3
　2004年　ハイアーゲーム　　 2分24秒1　良　47.4=50.4=46.3
　2003年　ゼンノロブロイ　　 2分26秒3　良　47.5=51.7=47.1

　陣馬特別（1000万下）　　　 2分25秒3　良　49.0=49.4=46.9

２着のトゥザグローリーの－１２Ｋは素質ある大型馬が絞れてきて３戦目にしてようやく競走馬らしくなってきたように見えた。レースでは折り合いに専念し中団後方の馬群の中。直線は馬場の外を長くいい脚を使って伸びてきて残り200を切った所で２番手に上がってきたが、そこから更に伸びる脚はなかった。結局ペルーサに４馬身遅れる完敗で、ダービーの権利を取ったものの本番での逆転は相当厳しいだろう。無理をせずジックリと成長を待ったほうが良いかも？

ゼンノロブロイ産駒のもう１頭ハートビートソングは直線勝負に賭けて大トビな末脚で３着に突っ込んできた。この馬は明らかに発展途上で、春のクラシックには間に合わなかったが順調に成長すれば秋には大きい所も狙える可能性を秘めていると思う。もしかしたら秋ではなく古馬になってからかも知れないが…。

ダービーを展望すると皐月賞上位組とペルーサの間にはほとんど差がないように見える。現時点ではヒルノダムール、ローズキングダム、アリゼオ、そして次がヴィクトワールピサ、ペルーサと見ているのだが…。