目黒記念 回顧

４歳勢は掲示板にも載らず、上位は５、６歳勢で占められた。２歳時には空前のハイレベルと言われた現４歳勢だが、ＧⅡでも苦戦しているようではこの先が思いやられるわぁ～。

              　　　　　　　天候；　　 馬場；良
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　　　 コパノジングー　　　2:34.8　　前半3F 37.1 - 4F 50.2
　　　 イケドラゴン　　　　  ３／４　　  上り4F 46.4 - 3F 34.0
　△　フェニコーン　　　　  ハナ
　　　 スマートステージ　　１ 1/4
　〇　アルナスライン　　　クビ
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馬券　無様な予想でした…

好スタートのイケドラゴンが逃げると見られていたミッキーペトラを押えてハナに立った。ラップは1000が63.4と予想通りのスロー。離れた３番手に昨年の宝塚記念以来のアルナスラインとフェニコーン、中団にコパノジングー、後方グループに出遅れたモンテクリスエスで、離れた殿からトップカミングの並びとなった。

スローに落として快調に逃げるイケドラゴンは４角でミッキーペトロ以下を引き付けて、直線で引離し後続を振り切ったかと思われたが、残り100から後続がドッと襲い掛かり、外から来たコパノジングーが差し切った。イケドラゴンはコパノと並んで追い込んできたフェニコーンを何とかハナ押えて２着に残った。

時計的には後半３ハロンの瞬発力勝負になったレースで、スローの上り勝負に強いサンデー系産駒が上位を占めたが、絶妙なペース配分で逃げた丸山騎手の好騎乗が光ったレースでもあった。２年目の見習い騎手ながら今年既に３７勝して、１０代でたった一人リーディング上位に顔を出している伸び盛りの若手でマークしておきたいジョッキーだ。

重賞初制覇のコパノジングーは中団からレースを進め、直線は外に持ち出して持ち前の切味を発揮してゴール直前で逃げ馬を交わした。ハンデに恵まれたのとＢＭＳトニービンで府中コース適性が勝因かも？

イケドラゴンは騎手の腕と軽ハンデにより２着に粘りきったが、ミッキーペトラのウィリアムズ騎手が楽に逃がしてくれたのも大きいと思う。ダービーのアリゼオでも感じたが、外国人騎手にしては消極的過ぎるような気がする。

トップハンデのアルナスラインは好位で流れに乗り、直線も入口でも手応え十分のように見えたが、追い出すと案外で逃げるイケドラゴンに並ぶこともできなかった。急仕上げで本来の出来にはなかったようだが、これを使ってどこまで良化するかだろう。

出遅れて最後方からの競馬になったトップカミングは直線33.2の脚を使っても、スローの上り勝負では届くわけがない。ムラ馬でいつ走るかわからないタイプのようだ。

モンテクリスエスは芝では終った馬と見ていいだろう。ダートに専念したほうがいいようだ。

 

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