マーメイドS 回顧 [競馬]
フジキセキ産駒のダイタクリーヴァーは初の重賞馬を輩出した。ダイタクリーヴァーはGⅠ勝ちこそないものの、皐月賞とマイルCSで2着と3歳時に活躍した早熟色の濃いのマイラータイプであったが、少ない産駒から活躍馬を出したので来年は繁殖牝馬に恵まれるかも…?
天候; 馬場;良
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ブライティアパルス 1:59.5 前半3F 35.3 - 4F 47.9
セラフィックロンプ クビ 上り4F 47.5 - 3F 35.4
テイエムオーロラ 1 3/4
◎ ニシノブルームーン 3/4
ヒカリアマランサス 3/4
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馬券 見送りました…
チャームナデシコが先頭を伺うもセラフィックロンプが気合をつけてハナに立ち主導権を握った。2番手にブライティアパルスでチャームナデシコ、テイエムオーロラ、レジネッタ、ヒカリアマランサスが続いた。スタートで躓いたブラボーデイジーとコロンバスサークルが中団、その後にニシノブルームーンとムードインディゴで殿はチェレブリタ。
逃げるセラフィックロンプのラップは3ハロン35.3、1000が59.9と開幕週の馬場にしては平均より少し遅いペース。 リードを1~2馬身取った楽な逃げで、4角では後続を引き付けて直線に入るとピッチを上げて引離しにかかるセオリー通りのレース運びだったが、残り100からブライティアパルスに並ばれ、最後はクビほど前に出られた。
結局先に行った馬が上位を占める前残りのレースで、シーズン末期の牝馬のハンデ戦らしいと言えばそうかも知れないが、阪神の内回り特有の極めて淡白なレースで秋のGⅠで活躍を期待できる馬はいないと思うのだが…。
初重賞制覇となったブライティアパルスは前走のメイSで控える競馬を覚えさせたことで、行きたがるのを押えて2番手で辛抱できたのが勝因だと思う。牝馬限定のハンデ戦やローカルの小回り重賞なら今後も活躍できるのでは?
2着のセラフィックロンプは最も得意とする距離で強気の逃げが嵌ったと言う事だろう。愛知杯を勝っている馬なので、牝馬限定の小回りの二千なら好走しても不思議はないが、こういう馬はいつ走るかわからないので取捨に困るタイプである。
3連勝の上り馬テイエムオーロラが3着に食い込んだが、4歳勢で最先着は軽ハンデを差し引いても力をつけてきたと見ていいだろう。母系にトニービン、カーリアンと成長力のある血筋が入っているので、秋には一線級に成長する可能性もあるのでは…。
期待したニシノブルームーンは出して行けなかっため、直線で脚を使うもレースが終ってから伸びて来たようなものだった。キタムラの騎乗ミスでタメ殺しと言ってもいいだろう。
ヒカリアマランサスは5番手と前に出した競馬をしたが、3角過ぎからウチパクの手が動き始め手応えが怪しかった。初めて背負った56Kが堪えたのか、それとも二千は少し長いのかわからないが、馬自身もピークを過ぎていたのでは?
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