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キーンランドC 回顧 [競馬]

スプリンターズSから暮れの香港スプリントへと続くスプリント路線で今年こそ日本馬の活躍を見てみたいものだ。欧州色濃い血統のワンカラットはシャティンの馬場で特別な輝きをするかも?[soon]

      11489782.gif            天候;[晴れ]   馬場;良
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[1] 〇 ワンカラット     1:08.4  前半3F 33.7
[2]    ジェイケイセラヴィ  1/2   上り4F 45.8 - 3F 34.7
[3]    ベストロケーション  1/2
[4] ◎ ビービーガルダン  1 1/4
[5]    モルトグランデ    アタマ
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馬券 見送り…[眠い(睡眠)]

昨年とほぼ同じテンの3ハロンなのに、前に行けなかったビービーガルダンは昨年より2K増量された58Kが堪えてダッシュ力が鈍ったのかも? アンカツが“全然進んで行かなかった”とコメントしているので押える意図がなかったことは明らかである。結局、最内枠が仇になり包まれて本来の競馬が出来なかったと見ていいのでは。

                            タイム   前半=後半
2010年 ワンカラット       良 1分08秒4 33.7=34.7
2009年 ビービーガルダン  良 1分08秒4 33.8=34.6
2008年 タニノマティーニ    良 1分07秒9 33.9=34.0
2007年 クーヴェルチュール 良 1分08秒6 33.9=34.7
2006年 チアフルスマイル   良 1分08秒4 33.5=34.9

史上初めて函館と札幌のスプリント重賞を連覇したワンカラットは洋芝の鬼なのかも? 今日も3角から外を回って動き4角では先頭に並びかけ、直線は残り200で内からジェイケイに並ばれたものの、そこからムチが入るとスッと前に出てゴールでは半馬身の差をつけた。紛れの多い短距離戦なのに実に安定したレースをする。高齢馬が多いスプリント路線だが、ようやく活きのいいスプリンターが誕生したと言ってもいいだろう。中山のスプリンターズSは良馬場だと1分8秒を切る決着になるので速いタイムに適応できるかの不安もあるが、キンシャサノキセキなどの実績馬以上に伸びシロがあるので10月にはいい勝負が出来そうだ。

ジェイケイセラヴィはアイビスSDに続いてのスプリント重賞2着。力の要る洋芝も母系がLyphard系のコマンダーインチーフなので適性があるようだ。父のスクワートルスクワートはBC Sprintを勝った馬でMarquetry→Conquistador CieloからMr.Prospectorに遡れるラインである。今のところシャウトラインとこの馬が代表産駒であるがスプリント戦なら芝・ダート問わないので人気があるだろうと思って調べたら、何と今年の種付料がたった10万円だった。スプリンターズSでジェイケイが活躍すれば少しは見直されるかも?

5ヶ月ぶりのローレルゲレイロは59Kも堪えて0.7差の8着。シンジが“スタートからフォームがバラバラ”とコメントしているように持味の先行力も見せず仕舞いだった。ひと叩きするとガラッと変わる馬なので今回の結果はあまり気にする必要はないと思うが、惨敗した昨年のセントウルSも59Kでハナを切ったことを思い起こすとダッシュ力が衰えているのかも…。

 


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やまちゃん

ワンカラットは3コーナーで左前と右トモを落鉄してたみたいですね。。。
スプリンターズSは夏に上昇してきた馬が活躍することも多いので楽しみです!
by やまちゃん (2010-09-01 01:13) 

miharukoma

> やまちゃん さん

2か所落鉄でも勝ってしまうあたりにスプリンターとしての非凡な素質を感じさせますね。
スプリンターズSもこの馬が勝つような気がします。
by miharukoma (2010-09-10 21:26) 

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