セントウルS 回顧 [競馬]
キーンランドCと今日のレースを見た限りでは札幌のレースのほうがレベルが高そうだ。スプリンターズSは外国勢のロケットマン、グリーンバーディーと日本勢ではワンカラット、ビービーガルダン、ひと叩きしたローレルゲレイロらの争いになりそうだ。キンシャサノキセキは幸い軽症のようだがもう少し様子を見ないと何とも…。
天候; 馬場;良
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ダッシャーゴーゴー 1:08.0 前半3F 33.9
▲ グリーンバーディー クビ 上り4F 45.3 - 3F 34.1
メリッサ 1
ヘッドライナー 1 1/4
△ タマモナイスプレイ クビ
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馬券 見送りました! 予算はスプリンターズSに回す予定…
抜群のダッシュ力で飛び出したのはケイティラブで、ヘッドライナー、タマモナイスプレイなどが追いかけた。3ハロン33.9なので平均ペースだが、ここ4年では最も遅い流れ。上りもここ4年で最も遅く内容も時計も低レベルのレースと言えるだろう。
タイム 前半=後半
2010年 ダッシャーゴーゴー 良 1分08秒0 33.9=34.1
2009年 アルティマトゥーレ 良 1分07秒8 33.8=34.0
2008年 カノヤザクラ 良 1分07秒3 33.5=33.8
2007年 サンアディユ 良 1分07秒1 33.4=33.7
重賞初制覇となったダッシャーゴーゴーは中団からの競馬で外をジワッと上って行き、直線残り200で先頭に躍り出て追撃してきた香港のGⅠ馬をクビ退けた。 例年通り前後半がほぼイーヴンな流れになったのがこの馬に向いたようだ。3歳馬なので成長余力はありそうだが、サクラバクシンオー産駒にとって鬼門のスプリンターズSは前半のペースが速くなり後半時計がかかる消耗戦の傾向があるので厳しいかも?
グリーンバーディーはスタートで出遅れ内で包まれ動けない状態。コーナーで徐々に位置を下げ4角では後方だったが、直線は上手くスペースを抜けてきてゴール前の脚色はさすがGⅠ馬と思わせた。時計が予想より遅かったのもこの馬には良かったように思う。それにしても59K背負ってこの末脚を見せられると香港のスプリントレベルの高さを改めて認めざるを得ない。スプリンターズSにはあのロケットマンも参戦してくるし、消耗戦になりやすい流れは血統的に両馬とも向いていそうで日本馬は馬場を貸すだけになるかも?
メリッサも中団からの競馬でスムーズに追走し、直線で一旦鋭い脚を使ったがグリーンバーディーの持続する末脚と比べると見劣りした。北九州記念から3K増量されていることを考えると良く走っていると思うが、かと言ってGⅠで通用するかとなると疑問である。
他に見所のある馬はいなかったが、本命に推したレディルージュは阪神コースは向いていないようだ。坂の下りを利用して加速できる淀で見直したいと思っている。
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