セントライト記念 予想

菊を狙う有力所は来週の神戸新聞杯をステップにしているので今年も小粒なメンバーになった菊トライアルであるが、馬柱をみると中々の素質馬が揃っている様にも思える。昨年のフォゲッタブルのような馬を探したいものだ。

逃げに出てから３連勝と勢いのあるヤマニンエルブの単騎逃げが濃厚である。競りかける馬もいないようなのでスローペース必至だが、３角過ぎから動く馬もいて思った程楽な逃げにならないのでは？　とは言っても今の中山では４角で好位にいないと勝負にならないのである程度前で競馬できる馬でないと菊の出走権は取れないだろう。推定タイムは2分12秒0前後か…。

本来であればダービー４着のゲシュタルトが先行力があり実績からも最有力馬になるはずだが、攻め量が足りず急ピッチで乗り込まれているものの万全には程遠い状態である。能力上位で距離・コース実績もあるのでアッサリの場面もあるかも知れないが、ここは少し評価を下げて対抗にしたい。

本命は札幌の特別で休み明けを出遅れて外を回して3着まで押上げてきたミッションモードにする。「2010年　クラシック三冠馬　予想」で菊候補に挙げている馬でもある。父Galileoにドイツ血統のBMS Monsunなのでとても“重い”ブラッドラインであるが、母ロイヤルファンタジーはPrix Vermeille （ヴェルメイュ賞　ロンシャン2400m）を2着したほどの馬でその母系にはRibotとRobertoが配合されている。この血統背景から何としてでも菊で走らせて見たい馬であるので願望を込めて重いダンゴを打つことにする。

ミッションモードと同じレースで4着になったダークシャドウも父ダンスインザダークなので距離伸びてこその馬だろう。デビューが遅く未だ3戦のみだが勝ったレースでは大物感を漂わよわせ潜在能力の高さを感じさせた。ひと叩きして今度のレースが正念場になるが僚馬アリゼオ以上の素質馬と見てダークホースにしたい。

福島のラジオNIKKEI賞1,2着のアロマカフェとクォークスターではアグネスタキオン産駒のクォークスターの方が中山の外回りに向いていそうだが、両馬とも中山コースに実績があるので連下にとっておきたい。他では500万下を勝ったばかりでオープンに入ると少し足りない感もするが素質は十分のベストアンサーも連下に取っておく。

　まとめると

◎　ミッションモード
〇　ゲシュタルト
▲　ダークシャドウ
△　アロマカフェ　クォークスター　ベストアンサー

馬券は◎を軸に馬連・３連単を手広く買いたい。

 

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