スプリンターズＳ 予想

今や世界のターフスプリント競馬を席捲しているオセアニア産馬。欧州ではStarspangledbanner（July Cup,Golden Jubilee Stakes）、シンガポールではRoket Man、香港ではSacred Kingdom、日本でもキンシャサノキセキがスプリント戦４連勝中である。

その強いオセアニア産馬が香港経由で、ニュージーランド産のGreen Birdie、豪州産のUltra Fantasyの２頭が参戦してきた。豪州産のRoket Manの名前がないのは残念だが…。

香港スプリントでグリーンバーディーとローレルゲレイロは過去２度対戦しているが一昨年は約３馬身、昨年は約８馬身グリーンバーディーが先着している。日本のスプリントチャンピオン馬でもアウェーとは言えスプリント戦では決定的な差をつけられているのである。ことほど左様に香港のスプリントレベルは高いのである。

５９Ｋ背負ったセントウルＳであの競馬を見せ付けられると、５７Ｋと軽くなる今回はセントウルＳ出走メンバーに先着されることはまず考えられないのでグリーンバーディーの相手は別路線組になってくると思う。グリーンバーディーとウルトラファンタジーは香港でほぼ互角の勝負をしているので、どちらが中山芝への適性が高いかの判断になると思う。

さて、展開であるが行くと宣言しているヘッドライナーが果敢にハナに立ち、ウルトラファンタジーとローレルゲレイロが差なくこれを追う形になると思う。当然ハイペースで推定タイムは天気がレースまで崩れず良馬場なら１分７秒台の前半あたりか？

香港勢は強いがホームのアドバンテージを利して日本の豪州産馬キンシャサノキセキを主力にしたい。紛れの多いスプリント戦で４連勝する能力は日本馬の中では抜けていると思う。唯一の気懸かりはセントウルＳを疝痛で出走取消してぶっつけになることである。疝痛そのものは軽症で調教も十分積んでいるようなので仕上がりはいいようだ。多少馬場が渋っても適応できるのも強みで、中山千二で外目の枠に入ったのも有利に働くと思う。

相手はもちろん香港の２頭になる。先行争いが厳しくなりそうなウルトラファンタジーよりは好位からの競馬が出来そうなグリーンバーディーを上に取りたい。

サンカルロも前半のペースが速くなれば前崩れの流れを利して突っ込んで来ると見たい。特に馬場が渋って時計がかかるようになればチャンスは広がるかも…。

函館・札幌のスプリント戦を連勝してきたワンカラットはビービーガルダンを２回とも退けているので力をつけているが、少し時計のかかる洋芝適性の高い馬の可能性もあるので、馬場が渋ればチャンスがあるかも…。

ビービーガルダンは内枠に入ったのが気になる。外から被される流れが予想されるのでノビノビ走れないような気がするので無印にしたい。

　まとめると

◎　キンシャサノキセキ
〇　グリーンバーディー
▲　ウルトラファンタジー
△　サンカルロ　ワンンカラット

馬券は◎を軸にした馬連を主力に３連単にも手を広げてみたい。

タグ：スプリンターズＳ キンシャサノキセキ

コメント 2

miharukomaさんの予想を見ずに、◎ウルトラファンタジー、〇ビービーガルダン、▲ワンカラットで馬券を買ってしまいました・・・。キンシャサは休み明けだったので軽視してしまいました。
予想を見てれば、予想を変えたか、最低でも抑えに買ったと後悔しています。逃した魚は大きい・・・。
by ドリームCB750 (2010-10-03 23:29) 

＞ドリームCB750 さん

◎が1着にきているのに馬券が取れなかったときほど悔しいことはありませんねぇ…。私も数え切れないほど経験しています。まぁ、秋のＧⅠ戦線も始ったばかりなので挽回するチャンスはタップリありますので前を向いて行きましょう。
by miharukoma (2010-10-05 20:17)