京都大賞典 予想 [競馬]
現4,5歳世代が古馬と戦うようになってから牝馬限定GⅠを除くとGⅠを勝ったのはナカヤマフェスタ(宝塚記念)だけである。特に5歳世代の不振が目立ち、GⅠではJCのオウケンブルースリとマイルCSのマイネルファルケが2着に来ただけである。アーネストリーのような有力馬も出てきてはいるが、このままいくと芝の古馬GⅠタイトルを一つも取れない世代になる可能性が大である。
京都の芝は不良まで悪化したが、日曜は午前中に雨も上がり気温も上昇するようなので馬場は急速に回復してレースの頃は重から稍重になるのでは…。
出走メンバーを見るとこれと言った逃げ馬が見当たらない。朝日CC組のドリームフライトとプロヴィナージュのどちらかがハナに立ちそうだ。どう見てもスロー必至で3角坂の下りでピッチが上がるロングスパートの競馬になると見たい。推定タイムは稍重で2分25秒台後半か…。
実力的にオウケンブルースリとフォゲッタブルが頭一つ以上抜けている。どちらもこのレースで良績を残している菊花賞上位入線馬である。昨年の勝馬オウケンブルースリは今年は10ヶ月ぶりと昨年以上に間が開いている。急ピッチの調教で出してくる以上それなりに造ってくると思うが、昨年ほどの出来にはないようなので58Kと1K軽くなることを加味してもダークホースまでだろう。馬場が渋るのも阪神大賞典のレースから不安である。
ユタカに手が戻ったフォゲッタブルを主力に取りたい。春は歴戦の反動もありローテーションが狂い不本意なレースが続いたが、リフレッシュ放牧で立て直してきたので春のようなことは無いと思う。馬場も極端に悪くならなければ心配する必要もなく、淀のマイル半もこの馬には合うだろう。
相手は今度は走る番で菊4着の実績あるスマートギアだ。前走も着順は悪いがメイショウベルーガとは僅差で、直線平坦コースは確実に末脚を伸ばしてくる。
この3頭で決まると思うが馬場が渋り気味なこともあるのでメイショウベルーガを連下に取っておきたい。牡馬の一線級に混じると線の細さは否めないが…。
まとめると
◎ フォゲッタブル
〇 スマートギア
▲ オウケンブルースリ
△ メイショウベルーガ
馬券は◎をアタマにした馬連と3連単にする。
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