府中牝馬S 予想 [競馬]
牝馬戦線はGⅠ馬6頭(2、3歳GⅠは除く)を輩出しているウオッカ世代の現6歳勢がリードしてきたが、多くは引退したためブエナビスタに代表される現4歳世代が中心となりつつある。間の現5歳世代は先週の京都大賞典で1、3着したメイショウベルーガ、プロヴィナージュあたりが中心だが、春のヴィクトリアマイルを見ると4歳勢には歯が立たないようなので、これにレベルが高いと見ている現3歳世代が加わってくると勢力図が一変するかも?
秋華賞に出走叶わなかった3歳馬のスマートシルエットのハナでテイエムオーロラやブラボーデイジーあたりがこれを追う展開と見ているが、競り合うこともなさそうなので流れはスローになりそう。前々でレースを進める馬に少し有利だろうが、“府中の千八展開要らず”の格言通り最後は地力勝負になると見たい。推定タイムは良で1分45秒0前後か?
4歳世代でブエナビスタ、レッドディザイアに次ぐ実績をもつブロードストリートは2戦2勝の千八が最適性距離だと思う。府中の千八スイートピーSも勝っているのでコース適性も申し分ないが、如何せん急仕上げのようで少し割引が必要だろう。府中コースに慣れてないヤネも気になるのでダークホースにしたい。
主力に推すのは6歳勢が苦戦しているデータもあるが強いウオッカ世代の生き残りニシノブルームーンだ。春のヴィクトリアマイルで直線前が塞がる不利がありながら3着に突っ込んできたのは地力がついた証拠だと思う。鉄砲実績もあり、内目の枠に入ったことからキタムラは中団インで我慢させ直線もインを突いて追い込んでくると思う。少しスピード不足の嫌いもあるのでタイムが極端に速くなるようだと届かない不安もあるが…。
相手は春に力をつけてきた成長力豊かなテイエムオーロラで、BMSがトニービンなので初の府中コースでも問題ないだろう。心配は長距離輸送だけである。
連下には4歳勢でアプリコットフィズの半姉コロンバスサークルの上昇度、伸び悩んでいたがようやく軌道に乗ってきたと思われるシングライクバードを取りたい。
3歳時にエリザベス女王杯を制し、府中でも重賞勝ちのあるリトルアマポーラもまだ見限れないので3着候補に取っておきたい。
まとめると
◎ ニシノブルームーン
〇 テイエムオーロラ
▲ ブロードストリート
△ シングライクバード コロンバスサークル
☆ リトルアマポーラ
馬券は◎〇を軸にした馬連と3連単にする。
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