富士S 予想 [競馬]
中間プール調教が多く密かに危ないなと思っていたエイシンフラッシュが追い切りのあと筋肉痛で菊花賞を回避した。マイル半の距離で二千を普通に走り、残り400を限界に近い瞬発力を繰り出すレースは予想をはるかに超える負荷が脚元にかかっているのだろう。とするとローズキングダムは本当に大丈夫なのだろうか?
休み明けのマイネルファルケが逃げるだろうが、番手にリルダヴァル、ショウワモダン、ダノンヨーヨーなどの有力馬が控えるため、スローに落としてマイペースに持ち込んでも後ろからの圧力が強く息がつけないのでは? 最後は直線坂上からの追い比べになり瞬発力勝負になりそうだ。推定タイムは良で1分32秒台後半あたりか?
NHKマイルCがヴィクトリアマイルや安田記念より速いタイムで決着した今年春のマイル戦線を見ると、3歳馬のレベルは例年以上に高いように思う。メンバーを見渡すと、ハイレベルな3歳マイル陣の中でも完調手前だったNHKマイルで3着したリルダヴァルの素質が一枚も二枚も上で立て直して来た今なら春からの良化の余地も他馬以上だろう。古馬相手でも器の違いを見せてくれることを確信して主力に推したい。
セイクリッドバレーは府中の芝は3戦して⑦⑦④とイマイチの成績だが、全て重賞であることや距離が千八、マイル半だったことを考えるとそれ程悲観する必要は無いと思う。内枠に入ったことからインの馬群の中で脚を溜めて、直線もエプソムCのようにインを突いてくれば府中のマイルならそこそこいい勝負できると思うので対抗にしたい。
サンカルロはベスト距離は千四でマイルは少し長いような気もするので、次週のスワンSに向うのかと思っていたが、こちらの方が見込みありと陣営は見たのかも? まあ、ニュージーランドTを勝っているのでベストでなくとも一応守備範囲の距離だと思うのと、多少出負けしても直線の長い府中なら何とかなるかもとの期待を込めてダークホースにする。
連下はマイルを3連勝し勢いのあるダノンヨーヨーと春の勢いこそ無いが痩せても枯れてもマイルGⅠ馬のショウワモダンにしたい。
他では一年ぶりだが潜在能力が高いと見ているブレイクランアウトに注目している。単に早熟なミスプロ系の外国産馬の可能性もあるが…。それにこのレース、過去のデータでは休み明けの馬が苦戦しているので半信半疑のところもある。
まとめると
◎ リルダヴァル
〇 セイクリッドバレー
▲ サンカルロ
△ ダノンヨーヨー ショウワモダン
★ ブレイクランアウト
馬券は◎〇を軸にした馬連にしたい。
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