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中日新聞杯 回顧 [競馬]

鳴尾記念に続いて3歳勢が3着まで独占した。勢いと言うのは恐ろしいもので有馬記念には3歳馬が何と8頭も登録してきた。世代交代の流れは歴然だが、8頭のうち4頭がミスプロ系でサンデー系が主流の種牡馬戦線も潮目に変化の兆しが表れてきたと言えるのでは…。父がサンデー系の良質繁殖牝馬が多くなっているので、非サンデー系でスピードタイプのミスプロ系やDanzig系種牡馬は益々チャンスが広がりそうだ。[soon]

           11489782.gif            天候;[曇り]   馬場;良
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[1] ▲ トゥザグローリー   1:58.7  前半3F 34.6 - 4F 48.0
[2] △ コスモファントム    1 3/4    上り4F 45.8 - 3F 33.9
[3] 〇 ゲシュタルト      3
[4] △ サンライズマックス  1 1/4
[5]    バトルバニヤン    ハナ
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馬券 軸がなぁ…[どんっ(衝撃)]

コスモファントムが先手を取り、逃げると思われたミヤビランベリは2番手。ラップは3ハロン34.6とマズマズだったが、1角過ぎから13.4-12.8とガクンとペースダウンして1000mが60.8で2歳戦でレコードが出るほどの絶好の馬場だったことを考えると超に近いスローだ。

この緩い流れで、バックストレッチの残り1000の標識辺りから内ラチ沿いをスルスルと上り4角2番手まで進出したトゥザグローリーと逃げたコスモファントムが直線マッチレースとなり、決め手に優るトゥザグローリーが楽に先着した。

前後半の千は「60.8=57.9」で内々の経済コースを通り前々でレースを進めた馬がスローの上り勝負に持ち込んだと言う事だろう。後から行った馬や外を回した馬は展開が向かずサンライズマックスの4着が最高で、勝馬から1.0も離されているのだからレースに参加しただけと言えるかも?

重賞初制覇となったトゥザグローリーには前走のマイルCS回顧で後方から外を回す競馬にガッカリしたと書いたが、今日はその反省からかインの中団から早めに進出し4角は最内を通り、直線も残りひとハロンでコスモに並び難なくこれを退ける横綱相撲であった。マイルCSで失敗した同じ間違いをしないのは、さすがデムーロである。ラジオNIKKEI賞の競馬から小回りコース向きではないかもと予想したが、余計なお世話だったようだ。二千前後の距離ならコース関係なく、広いコースならマイル半くらいまでならギリギリもつかもしれない。有馬記念に登録しているが、中1週となるので無理使いはしないで来年に備えた方がいいように思うものの、もし出走してくるならルーラーシップよりは中山向きだと思うのでヤネが戸崎あたりなら面白いかも?

+10Kで登場したコスモファントムは少し重め残りかなと思ったが、レースではハナを奪い途中からペースダウンして楽な逃げに持ち込めたのが好走要因であろう。小回りコースに向いた脚質で、ローカルの重賞で活躍する典型的なハンデキャップホースに成長しそうだ。ただ、G1クラスになると決め手不足なので馬場が渋るような状況にでもならない限り馬券には絡めないように思う。

0.8差3着のゲシュタルトは先団グループからの競馬で、4角手前辺りでトゥザグローリーについて行こうとしてヤネの手が動いたが、直線入口からスッと離され勝馬との決め手の差は歴然だった。この秋は不調でようやく復調の兆しかと思える内容ではあったが、レースそのものは完敗でマンハッタンカフェにBMSミスプロなので3歳秋以降成長が止まるタイプかも?

本命に推したヤマニンキングリーは+12Kで明らかに太目残りの仕上がり途上。重賞2勝馬だが、昨年の秋以降調子を崩した状態が続いているので芝ではもう終ったのかも? ダートにでも転向して新境地を開くしかないのかも?


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コメント 2

ドリームCB750

やはり3歳馬でしょうか?うーん・・・。
by ドリームCB750 (2010-12-15 18:27) 

miharukoma

>ドリームCB750 さん

いまのとこ、3歳馬vs4歳牝馬の構図と見ているのですが…
by miharukoma (2010-12-17 20:35) 

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