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阪神大賞典 回顧 [競馬]

中山開催が中止になり皐月賞が府中で行われることがJRAから発表された。サダムパテックにとってプラス材料だろうが、レベルの高かった若葉Sを勝ったダノンミル(父ジャングルポケット)もその血統から一躍有力馬になったように思う。[soon]

          11489782.gif            天候;[曇り]   馬場;良
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[1] △ ナムラクレセント   3:04.4  前半3F 36.1 - 4F 48.3
[2] ◎ コスモメドウ       3 1/2   上り4F 47.5 - 3F 35.7
[3]    モンテクリスエス   3/4       
[4] △ コスモラピュタ     クビ
[5]    メイショウドンタク   ハナ
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馬券 馬連;的中! 3連単;当らんなぁ~ トリガミだよ…[もうやだ~(悲しい顔)]

逃げたコスモラピュタの2番手を追走したナムラクレセントが直線早めに抜け出して後続に影も踏ませずゴールした。勝ちタイムは2001年ナリタトップロードの3分02秒5に次ぐ歴代2位の好時計で、13秒台が一度しかないハロンラップで全体として厳しい流れになりスタミナとスピードの持続力が要求され底力を試されたレースだったと言えるだろう。

天皇賞は日経賞(4月2日阪神)、大阪杯(4月3日阪神)の結果を見ないと何とも言えないが、直線平坦の淀では今日のような厳しい流れになると思えないので、切れる脚のない今日の上位馬が好走できる可能性は小さいような気がする。

                            前半=中盤=後半
2011 ナムラクレセント   良 3分04秒4 61.0=63.6=59.8
2010 トウカイトリック     良 3分07秒3 61.8=64.0=61.5
2009 アサクサキングス  重 3分13秒2 63.1=63.7=66.4
2008 アドマイヤジュピタ  良 3分08秒7 63.8=65.9=59.0
2007 アイポッパー     良 3分08秒3 65.1=64.1=59.1
  
6歳にして重賞を勝ったナムラクレセントは折り合い面に不安のある馬だったが、今日は2番手でコスモラピュタが澱みなく引っ張ってくれたのでスムーズに流れに乗れていた。ある意味嵌ったレースと言えるだろう。昨年4着の天皇賞だがジャガーメイルからは1.1も離されているので着順ほど評価できるものではない。今日の結果からある程度人気するだろうが、淀だと瞬発力が足りず良くて掲示板の下のほうになるのでは…。

コスモメドウはナムラクレセントの3、4馬身離れた3番手追走から、早めに前を捉まえに行ったが、ナムラとの差は最後まで縮まらなかった。ダイヤモンドSから斤量が3K増量されても一線級と互角以上に渡り合えたのは収穫だろう。エルコンドルパサーと似たような血統構成なのでまだまだ伸びシロもありステイヤーとして一流馬に育つ可能性が高いと見たい。

後方からの競馬になったモンテクリエスが直線外に持ち出して猛然と追い込んできたのには驚いたが、レースが終わった後にいい脚を使った印象は否めない。賞金不足から盾には出られないだろうが、府中の目黒記念あたりに出てきても人気ほど走れないのでは? 芝では終わった馬との評価を変える必要がないと思うのだが…。

4番手からの競馬になったゲシュタルトは直線でコスモメドウと追い比べになったが、やはり距離が長いのか最後はバタバタであった。マンハッタンカフェ産駒なので中・長距離での成長力にも欠けるようだ。

前で競馬すると見ていたキタサンアミーゴだが、今日は中団やや後ろの位置。折り合いもついていたようだが、澱みのない流れになし崩し的に脚を使わされいいとこなく終わった。ダイヤモンドS回顧でも指摘したが距離が長すぎると思うので、マイル半あたりなら見直したい馬である。

 


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