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スプリングS 回顧 [競馬]

まさしくアラビアンナイトの魔法のランプだった。地震、津波、放射線で苦しむ国の馬がオイルダラーをたんまりと稼いだ。ヴィクトワールピサが600万US$、トランセンドが200万US$の〆て800万US$だ。[soon]

      11489782.gif           天候;[晴れ]   馬場;良
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[1] △ オルフェーヴル   1:46.4  前半3F 35.0 - 4F 47.0
[2] ◎ ベルシャザール   3/4    上り4F 46.9 - 3F 34.8
[3]    ステラロッサ      3/4
[4]    グランプリボス    アタマ
[5]    エイシンオスマン  2 1/2
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馬券 馬連;的中! 3連単;中々嵌らないなぁ…[ふらふら]

アドマイヤサガスが一旦先頭に立ったが内から押してホッコーガンバがハナを奪い1000m59.5の予想外の平均ペースとなった。この流れでも掛ったグランプリボスが4角で早くも先頭に立つ緩みのないペースとなり直線入口では18頭一団で横に広がり直線勝負となり、結果として後方待機していたオルフェーヴル向きのレースとなった。

勝時計は日曜日や過去の毎日杯との比較では優秀であるが、日曜の古馬牝馬限定1000万下レベルを0.2上回る程度なので、殊更評価できるものではないと思う。特に末脚の切れが評価され皐月賞でも人気になると思われるオルフェーヴルとステラロッサは展開の助けがあったこともあり、額面通りの評価はどうかと思うのだが…。むしろ厳しい流れを先に行って渋太さを発揮したベルシャザール、グランプリボスのほうに先々の楽しみがありそうな気がする。

皐月賞のメンバーもほぼ確定したが、府中で施行されるとするとサダムパテックが頭一つ抜けているような気もする。他ではステイゴールド産駒3頭(ナカヤマナイト、フェイトフルウォー、オルフェーヴル)よりはベルシャザール、ダノンミルのほうが府中向きと思うのだが…。

                           前半=中盤=後半 1000m
2011 オルフェーヴル  良 1分46秒4 35.0=36.6=34.8 59.5

毎日杯
2011 レッドデイヴィス  良 1分47秒1 34.9=38.0=34.2 38.0
2010 ダノンシャンティ  良 1分49秒3 36.6=38.6=34.1 62.3
2009 アイアンルック   良 1分48秒0 35.8=37.7=34.5 61.0
2008 ディープスカイ   良 1分46秒0 35.0=35.7=35.3 59.0
2007 ナムラマース   稍 1分48秒0 34.8=38.7=34.5 60.8

27日8R 古馬牝馬1000万 良 1分46秒6 34.3=37.2=35.1 59.3

中団からの競馬となったオルフェーヴルは4角大外を回して直線に向いた。抜け出す時の切れる脚は素晴らしかったが、左鞭で内に急に切れ込んだのは頂けない。ドリームジャーニーの全弟らしく器用な脚があり抜け出す時の瞬発力も優れているが、兄同様に長くいい脚が使えるタイプではないようだ。府中の長い直線では脚の使い所が難しそうだ。

-12Kのベルシャザールはインの4、5番手から流れに乗り、直線ではオルフェーヴルに一気に交わされ離されたが、そこから差し返す脚を見せた。今のとこ上がり3ハロン34秒台の脚しか使えないが長続きするようなので、もう少し前に出し早めに先頭に立つ競馬をすれば府中の長い直線でもギリギリ凌げるかも?

ステラロッサは後方からの。勝負所の反応が鈍くその分直線の最後の伸び脚は鋭かった。リスポリは府中2400ならと言っているようだが、半兄のダイレクトキャッチも共同通信杯2着の後期待ほど成長しなかったことから、BMSがStorm Catなので血統的に伸びシロが小さい可能性が高いかも?

朝日杯FS以来のグランプリボスは+6Kと好仕上がりでゲートはソロッと出たが、掛かり気味で3角では2番手、4角では先頭に。サクラバクシンオー産駒で距離不安があるのにこうまで折り合いがつかなければ直線バッタリとなっても不思議ではなかったが、それでも0.2差の4着に粘るのだからさすがにG1馬だ。目標のNHKマイルに向けて順調なスタートになったと言っていいだろう。

期待したリベルタスはスタートで後手を踏みいつもの前目の位置が取れず中団から。4角手前から外のオルフェーヴルと共に上がって行き、直線入口では勝馬と同じ位置にいたが、そこから追っての伸びがなく1.4差の13着。調子が下降気味なのか成長が止まったのか釈然としないが、血統的にもこのままで終わるような馬ではないと思うのでもう少し追いかけてみたい。


 


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