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青葉賞 回顧 [競馬]

ハーツクライ産駒が初重賞となった。2歳戦初期には新種牡馬の同期ディープインパクトと互角の成績を残していたが、2歳秋から3歳春にかけて産駒成績が伸び悩み早熟なのかとも囁かれていた。産駒が真価を発揮するのは父同様に距離が延びてくる3歳春以降なのかも…[soon]

          11489782.gif                 天候;[晴れ]   馬場;良
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[1]    ウインバリアシオン   2:28.8  前半3F 37.4 - 4F 50.7
[2] ◎ ショウナンパルフェ   1/2     上り4F 46.6 - 3F 34.4
[3] 〇 トーセンレーヴ      3/4
[4]    ギュスターヴクライ   1/2
[5] △ ショウナンマイティ    アタマ
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馬券 目に青葉 山ほととぎす 外れ馬券 … 字余り[もうやだ~(悲しい顔)]

プリンスヴィルのハナで2番手がホッコーガンバとほぼ予想通りの並び。1000通過が63.7の超スローでその後もピッチは上がらず、結局は直線の“ヨーイドン”で決めて比べになった。

ここ5年で最も遅い勝ち時計で古馬1000万下の時計と比べても2秒以上も遅い低レベルのG2だった。勝ったウインバリアシオンは弥生賞7着、2着のショウナンパルフェはスプリングS6着とクラシック路線の本流で戦いチョイ足りなかった馬たちが緩い流れで上位を占めたことから、本番のダービーで厳しいレースを経験した皐月賞組を逆転するのはかなり難しいだろう。

                                  前半=中盤=後半 1000m
2011 ウインバリアシオン 良 2分28秒8 50.7=51.5=46.6 63.7
2010 ペルーサ        良 2分24秒3 47.8=50.2=46.3 60.0
2009 アプレザンレーヴ  良 2分26秒2 48.3=50.6=47.3 61.0
2008 アドマイヤコマンド  稍 2分26秒9 48.9=50.9=47.1 61.8
2007 ヒラボクロイヤル   良 2分26秒3 47.5=50.9=47.9 60.0

9R 陣馬特別(1000万下) 良 2分26秒5 49.4=49.7=47.4 61.7

後方3番手の位置取りから4角大外を通り直線外から馬群がバラけた所を上り3ハロン33.6の脚で矢のように伸び前にいた馬をまとめて差し切ったウインバリアシオン。確かに決め手は素晴らしくハマればドラマになるが、ダービーではレースが終わったころにいい脚を使って伸びてくるタイプのように見える。さらに距離が延びる菊に向いているように思えるが、イマイチの母系でBMSがStorm Birdから成長力に欠ける嫌いがあるので春で終るかも?

先団の4番手からの競馬になったショウナンパルフェは直線坂を駆け上がってから先頭に立ちそのまま押し切るかに見えたが、ゴール寸前で並ぶ間もなくウインバリアシオンに差し切られた。併せる形になれば少しは違ったかもしれないが、如何せん超スローでも粘り切れなかった末脚では先が知れているのでは? 半兄ショウナンアルバ(父ウォーエンブレム)よりは伸びシロがありそうだが、脚質から中山向きだろう。

中団の内々からの競馬のトーセンレーヴは直線も内に突っ込み馬群を捌いて伸びてきたが、最後もうひと伸びがなく0.2差の3着でダービー出走権は取れなかった。素質の片鱗は見せているので、春は無理をせず秋までジックリ鍛えて成長を待ったほうが良さそうだ。

他では直線大外を伸びてきて0.3差の4着に突っ込んだギュスターヴクライは将来性タップリだ。秋華賞馬でJC2着の母は今まで大物を輩出していないが、父系、母系共に流れるGrey Sovereignの血が騒ぎ出し秋には大きく成長しているかも? 菊の三千もどんと来いの血統だと見ているのだが…。

 


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