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世代別G1勝馬と秋のG1展望 [競馬]

今週の重賞は新潟、小倉での2歳戦なので予想は一休みして秋のG1戦線を展望して見る。[soon]

世代間比較で最強の4歳世代と春は言われたが実態はどうなのだろう。以下に古馬G113レースの各世代(産年)毎の勝馬をまとめた表がある。([次項有]ダブルクリックで大きな表が見れます)

世代別G1馬01.jpg

これを見ると芝では現5、6歳世代の成績が振るわないことが一目瞭然である。特にスプリント・マイル路線で顕著である。ウオッカに代表される現7歳世代、アドマイヤムーンに代表される現8歳世代に比べるとG1の勝数がガクンと落ちるので基本的には弱い世代と言っていいかも…。強い上の世代が次々と引退した中で浮かび上がってきたのがブエナビスタなのかも? 上の世代に強い馬があまりいない状態は4歳勢にとっても好都合で、この辺りが4歳世代の活躍が春シーズンに目立った要因ではなかろうか?

この世代間レベルに注目して秋のG1戦線を展望すると…

スプリント・マイル路線

今年の安田記念は3歳のリアルインパクトが勝ったが、これは今の4~6歳世代がエーシンフォワード以外に勝馬がいない超低レベル世代が続いている幸運に恵まれたとも言える。世代レベルが高いと言われる4歳勢もこのカテゴリーでは函館、札幌のスプリント重賞を連覇したカレンチャン以外にはこれと言った馬がいないし、三冠馬アパパネも牡馬との混合G1では底力不足は否めないのでエリザベス女王杯狙いになるのでは?
従って、このカテゴリーは秋が深まるにつれ3歳世代が中心になってくる可能性が高いと見ているのだが、秋シーズンスタート早々のスプリンターズSは香港・シンガポールからの遠征馬に荒らされそうな予感がする。

中・長距離路線

ヴィクトワールピサを筆頭にした4歳勢が圧倒しているカテゴリーである。今秋も4歳勢対ブエナビスタの構図に変化はないと見ているが、5歳以上で加わってくるのは宝塚記念馬アーネストリーではなく復調が見える牝馬のレッドディザイアのような気がする。4歳勢ではキングカメハメハ産駒3頭(ローズキングダム、ルーラーシップ、トゥザヴィクトリー)よりはキングベスト産駒のエイシンフラッシュのほうが成長余力がありそうだ。それ以上にG1となればやっぱりサンデー系種牡馬の産駒だろう。ヴィクトワールピサは引退も囁かれているが出てくれば有力馬となるだろうし、ペルーサは順調なら父ゼンノロブロイのように4歳の秋に飛躍する可能性がある。マンハッタンカフェ産駒ヒルノダムールは凱旋門賞の遠征疲労がどうかだが、基本的に府中よりは中山向きと見ているので有馬ならいい線いくかも? 4歳勢で新たに加わってくるのはダークシャドウだと思うが、ダンスインザダーク産駒なのでG1では信頼性に欠ける嫌いがあるので、狙うとすれば府中マイル半のJCあたりしかないような気がする。
3歳勢は同世代ではアタマ二つ程抜けているオルフェーヴルが古馬戦線でも通用する馬だろうが、夏を越して成長を見せる新たな馬が出てくるかもしれない。

牝馬・ダート路線

全く見当がつきませんがやはりアパパネ、トランセンド中心になりそうな予感。


11506011.gif

と言うことで、この秋も競馬と共に時が流れそうです。

 

 

 


タグ:G1展望
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