SSブログ

天皇賞・秋 予想 [競馬]

この秋日本に遠征してくる欧州馬は全て牝馬のようだが、凱旋門賞1、2着のDanedoream、SharetaがJCに、3着のSnow Fairyがエリザベス女王杯と何とも豪華だ。JCにはSara Lynx、エリザベス女王杯にはDancinng Rain、そしてマイルCSにはSahpresa、Immortal Verseも参戦するようなので、今年はBreeders' Cupより日本の競馬が世界的に注目されそうだ。放射性物質汚染問題があるので危惧していたが杞憂だったようだ。[soon]

最内枠シルポートのハナは確実だが、毎日王冠でスローに落として失敗したことから調教師が“小細工なしで行く”と言っているので、今度はペースを緩めず引き離し逃げになるのでは? シャドウゲイト、アーネストリー、ビッグウィーク、トーセンジョーダン、トゥザグローリーなど先行力がある馬も多いので後続の動きも早くなりそうなので楽な逃げにはならず、全体として平均ペース以上になると見ているのだが…。推定タイムは良で1分57秒台後半あたりか?

宝塚記念の1、2着馬のアーネストリー、ブエナビスタが人気しているが、2頭とも過去のデータからは危険な人気馬の資格は十分である。

6歳馬のアーネストリーは過去20年遡っても勝馬のいない(2着は2回ある)馬齢で、しかも宝塚記念で6歳以上の馬が勝ったのは天皇賞・秋が2000mになった1984年以来4回あるが、その年の天皇賞・秋の連対馬は5歳1頭、4歳6頭、3歳1頭とハッキリとした世代交代のレースになっているのである。また、オールカマーの勝馬もここ10年このレースの馬券にはなっていないこともある。加えて大外枠と運にも見放され、ヤネは病み上がりである。昨年の3着から地力強化して6歳にして本格化したと言われているが、馬券にならない確率の方がはるかに高いとデータは言っている。

昨年の勝馬ブエナビスタにも嫌なデータがある。4歳で盾を獲ったミスターシービー、テイエムオペラオー、ゼンノロブロイ、ウオッカは5歳では順に⑤②②③と着順を落としているのだ。最終追い切りも遅れたようで、調教師が“調教だけでは絞れない”と言っているようだが、秋華賞のマルセリーナの時も同じようなことを言っていたと思う。5歳牝馬なのでピークが過ぎているのは確実だが、衰えがどの程度なのかはこのレースでわかってくると思う。そしてJC、有馬とパフォーマンスを確実に落としていくだろうと見ているのだが、このレースに限っては勝てないまでも馬券の対象からは外せないと思う。

狙いは昨年2着のペルーサだ。人気先行型の嫌いもあるが、父ゼンノロブロイが4歳秋に本格化し天皇賞、JC、有馬記念をブッコ抜いたことを思い起こすと、この馬も充実の4歳秋を迎えている可能性は高い。出遅れ癖も解消したようなので、ノリは好位の内々を通って直線に向くような競馬をすると見ているのだが…。

相手は府中の二千ならローズキングダムにしたい。血統的に非力な一族なので直線平坦の淀が最も合っているが、直線坂を上ってから300m以上の平坦がある府中にも適性があるし、長い距離を使っているがマイルから二千の方が向いているような気がする。ただ、母のローズバドが4歳以降尻すぼみの成績だったことを思い起こすと成長力に欠けている可能性もあるし、ミスプロ系産駒はアグネスデジタルの1着とアドマイヤムーン3着しか実績がないことから良くて3着かも?

ダークシャドウは府中5戦5勝で人気になっているが、ダンスインザダーク産駒なので府中二千のG1タイプと言う馬ではないような気がする。連下でいいだろう。ルメールに乗り替わったエイシンフラッシュはダービー以降勝鞍がなく、英ダービー馬Work Forceも今年の凱旋門賞で大敗喫したこともあり、血統的にその成長力に疑問が付き始めているが、鞍上の腕も加味して連下に取っておく。他では春のG1では調子が下降気味だったトゥザグローリーが立て直してきたので先行馬で紛れがあるとすればこの馬と見て連下に抑えておく。

まとめると

11506010.gif◎ ペルーサ
〇 ローズキングダム
▲ ブエナビスタ
△ エイシンフラッシュ ダークシャドウ トゥザグローリー

馬券は◎を軸にした馬連、3連単にする。


nice!(10)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:競馬

nice! 10

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1

スワンS 予想スワンS 回顧 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。