ジャパンカップダート 予想

2年連続で外国馬の参加がなく普通のダートＧ１レースに格落ち感のあるこのレース。右回りの阪神に移したのは失敗だったかも？　ダート本場のアメリカ馬や他の外国馬にに来日してもらうには、府中に戻すか、はたまた来年新装なる中京に移すか、あるいは阪神ダートをオールウェザーにするとか何らかの対策が必要だろう。

スマートファルコンを含めた3強対決を見たかったが回避したので2強対決の様相だ。2頭とも逃げ・先行馬でお互いが遣り合えばどちらかが潰れる可能性もあるのでは？

阪神は夜半に雨の予報だが降水量は少なく日曜は晴予報なので良馬場になるだろうが、パサパサに乾いた力の要る馬場にはならないと見たい。有力馬に先に行く馬が揃っているので流れは速くなり、推定タイムは良で1分49秒台前半か？

カギとなるレース展開はトウショウフリークがハナに立ちそうだが、エスポワールシチー、トランセンド、ヤマニンキングリーと続くので、エスポワールシチーの動き次第では超ハイペースも有り得るだろう。

そのエスポワールシチーは調教を見ると左右にフラついていた。テレビ東京の吉沢は太目残りと解説していた。昨年秋にBC Classicに遠征後Ｇ１を勝てなくなっているので能力的にピークを過ぎたとの見方もできる。体調を崩していたのが戻りつつあるとの見方もできるが、ダート馬が一度落ち目になると中々元には戻らず、急速に衰えていくのが通例である。ここは思い切って連下と評価を下げてみたい。

大外枠が気に入らないがトランセンドを主力にしたい。強い5歳世代の頂点にいる馬で、逃げ一辺倒から脚質に幅を増して、どんな競馬でもできるように進化してきている。持てる能力を普通に発揮すれば大外枠でもアタマは動かないと思うのだが…。

ペースが速くなり上りがかかるような展開になると見て後ろから差すテスタマッタを相手に取りたい。最近の成績こそ悪いが5歳世代ではトップクラスのダート馬で、速い流れが予想される今回は折合い面がスムーズになると見て、先行してバテた馬を強烈な末脚でゴール寸前捉えるのでは？

初ダートで重賞を制したヤマニンキングリーも父アグネスデジタルなのでＧ１を勝てる素質はあると見ている。二千から千八に距離が短縮されるのもプラス材料で、時計の速い決着も向いていそうだ。もしかしたらクロフネ級かも？

他では昨年4着の割には人気がガクッと落ちているバーディバーディも不気味である。ブライアンズタイムにBMSがミスプロ系のシーキングザゴールドで祖母にはリボーとニジンスキーの血が混じる大一番に強い血統でもあり連の穴として押さえておきたい。

まとめると

◎　トランセンド
〇　テスタマッタ
▲　ヤマニンキングリー
△　バーディバーディ　エスポワールシチー

馬券は◎からの馬連、3連単にしたい。

 

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