中日新聞杯 予想

今週は日本より香港に目が向いている。沙田のキャセイパシフィック香港国際競争だ。注目はスプリンターズＳの再戦とも言える香港スプリントだろう。日本からはカレンチャン、バドトロワ、シンガポールのロケットマン、スプリントトップレベルの地元香港からはラッキーナイン、グリーンバーディ、それに古豪セイクリットキングダム、進境著しいリトルブリッジ、イントラップメント。勝つのはロケットマンだと思うが…。

オオスミスパークのハナだろう。サンライズベガ、エーシンジーラインなどが追いかけるも競り合いはないと見ているが、オオスミはスローに落として逃げるタイプではないので平均的な流れになりそうだ。シャドウゲイトなど捲る馬もいるので3角あたりから流れが速くなりそうだ。

小倉は金曜日正午時点で雨の芝は重。その後も結構雨が降っているようで上がるのは日付が変わる頃の予報になっている。土曜日は曇予報で気温も上がらないようなので馬場の乾きが進まず、メインレース頃は良くて稍重あたりか？　推定タイムは稍重で1分59秒台の半ばあたりか？

皐月賞3着馬がひと叩きして型通り良化しているので、人気でもダノンバラード中心だろう。ラジオNIKKEI2歳Sを勝っているくらいだから小回りコースは得意だろうし、ヤネも小倉を庭にしているデムーロだし、未知数の渋った馬場適性だけが少し気になる程度だ。昨年のトゥザグローリーのようにここを勝って有馬へが厩舎の狙いだと思うが、さてどうなるだろうか？

馬場が渋ると見てユニバーサルバンクを相手にする。決め手に欠けるため勝ち身に遅い面はあるが、上り時計のかかる馬場ならそれも補えるので、得意の二千なら堅実に走ると思う。

昨年の2着馬コスモファントムを単穴にする。夏場に弱く夏負けで休養していたようだが、中山金杯を勝ち、ラジオNIKKEI2歳Ｓ2着があるように寒い時期に実績があるので、気温が急に下がってきた今なら能力通り走れば上位にくると思う。

夏場の小倉で派手な勝ち方で3連勝してオープンに上がってきたエクスペディションは重賞初挑戦。ステイゴールド産駒なので小回りのコーナー4つあるコース適性は抜群だが、渋った馬場で切れる脚をどこまで使えるか見て見たい気もする。連には取って置きたい。3歳のオールアズワンも近走成績は悪いが、札幌2歳Sの勝馬でラジオNIKKEI2歳S2着と小回りコースなら変わり身があると見て連下に押さえておきたい。

まとめると

◎　ダノンバラード
〇　ユニバーサルバンク
▲　コスモファントム
△　エクスペディション　オールアズワン

馬券は◎からの馬単だけにする。

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