阪神ＪＦ 予想

同じコース・距離の桜花賞と直結するばかりでなく、オークスとの関連性も高いレースなので、キャリア、実績より素質優先でスタミナと底力を備えている血統背景がポイントになるだろう。

展開はレディメグネイド、ファインチョイス、アラフネあたりがハナを主張しそうだ。折り合いを欠く馬もいそうで不確定要素が多いが、やや遅めのペースで淡々と流れ直線は2ハロン以上持続する瞬発力の末脚比べになるパターンか？　推定タイムは良で1分34秒台の後半か？

2歳戦はほとんど見ていないので皆目見当つかないが、それでもここ5年は中心視できそうな馬がいて予想はしやすかった。今年は玉石混交と言うか、どれも帯に長く襷に短いように見える。まあ、ここでの結果で見極めはある程度つくのだが…。

血統背景と今まで見せている末脚からはラシンティランテとトーセンベニザクラが魅力がある。どちらもこのレースに縁のある条件特別で末脚を炸裂させている。アグネスタキオンにBMSがエンドスウィープなのでやや早熟の嫌いはあるが、その分完成度は高く早くから活躍するタイプだろう。近親にトーセンジョーダンなどがいて血統的にも筋が通っている。

一方トーセンベニザクラはダイワメジャーにBMSホワイトマズルなのでどちらかというと二千以上向きのタイプに映り、オークスに適性がマッチするような気がする。2歳馬にしては使われ過ぎの嫌いもあるが、レースを使いながら力をつけていくタイプなのかも？

千四までしか距離経験のないイチオクノホシは血統からも距離延びてこその馬だろう。ゼンノロブロイにBMSはゼダーン系のケンマールなので小柄でもスタミナは問題ないだろう。

同じく千四までしか経験のないアイムユアーズは父ファルブラヴなのでマイルより千四のほうに適性があるかもしれないが、2歳戦ならマイルでもそこそこやれるかも？　ただ勝つまではどうだろうか？

アグネスタキオンにこのレース御用達のBMSカーリアンなので人気しているサウンドオブハートだが、体型的にマイラー色が濃いように映る。千六のオープン特別を勝ってはいるがレースレベルは低く、どちらかと言うと直線の短いコースで渋太い末脚を繰り出すタイプかも？

人気のないとこではスイートスズランに注目している。シンポリエスケイプの半弟で父がサクラバクシンオーからロベルト系のシンボリクリスエスに替り距離は延びたほうがいいタイプになったと言えるだろう。BMSもゼダーン系のケンマールなので切れ味はないかもしれないが長くいい脚が使えるタイプかも？

と言うことで以下のようにまとめるがシルシは便宜的につけただけである。

◎　イチオクノホシ
〇　トーセンベニザクラ
▲　アイムユアーズ
△　サウンドオブハート　ラシンティランテ
★　スイートスズラン

馬券は2歳戦なので買わない。来年の為にジックリ見るレースだ。

 

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