朝日杯FS 予想 [競馬]
マイル戦なのにマイルG1馬3頭を輩出しているディープインパクト産駒が1頭もいないとは? クラシック照準の素質馬は来週のラジオNIKKEI杯に行くものだが、特に今年はどちらかと言うとスピード系の馬が集まったような感じがする。
土曜のひいらぎ賞は1分34秒2でシックスセンス産駒チェリーメドゥーサが勝ったが上位4頭はサンデー系種牡馬産駒であった。だが、推定タイム1分33秒台前半の勝ちタイムと見られるこのレースは更なるスピード系種牡馬産駒の出番になるだろう。
ハクサンムーンが外枠からハナに立つと見られているが、ダローネガも出遅れなければこれを追いかけそうだ。内のスノードンあたりも前々の競馬をすると思うが、それほど前半が速くなるメンバー構成ではなさそうだ。従ってスローな流れになり外を回って差す馬には辛い展開になりそうだ。
将来性は兎も角としてスローの瞬発力勝負に強いミスプロ系が軸になるのではなかろうか? その観点で注目したいのはスノードンである。父がアドマイヤムーン、BMSがKingmanbo直仔のLemon Drop Kid、祖母の父がWoodmanとミスプロの4×4×4と言う血統構成である。7月の淀でデビューし2戦したが勝てず、一呼吸おいての2連勝でしかも二千、千八で勝っている。萩Sはスローな流れを出遅れても上り33.9で勝っていることからも、スローの瞬発力勝負向きの馬だ。
ダイワメジャー産駒のダローネガは中山マイルの大外枠とハンデを背負ったが、今度はデイリー杯のような後手を踏むことはないと思うので、すぐに好位につけられだろう。となれば外枠でも先行して渋太さを発揮できるのでは…。
マイルCS馬ゼンノエルシド産駒マイネルロブストも札幌2歳Sは差のない3着で、東スポ杯は不良馬場の急な乗り替わりで参考外と見れば、ヤネがエビショーなら折り合い次第で上位に来そうだ。
2連勝で人気しているシンボリクリスエス産駒アルフレードは少しスピードが足りなそうな気がする。大型馬でツボに嵌ればとの思いもあるが、今まで戦ってきた相手とは違うのでここで壁にぶち当たりそうだ。
デイリー杯の勝馬クラレントは東スポ杯では放馬でレース前に終わってしまったが不良馬場も堪えていたように思われる。半兄のリディルとは少し違うタイプと思うが、良馬場なら前走の成績を度外視してもいいように思う。
半兄に今年の香港スプリント馬Lucky Nine(父Dubawi)がいるサドンストームにも注目している。父が同じミスプロ系の英Champion Stakes勝ち馬のStorming Homeになり距離融通性もありそうだ。最内枠を上手く利すれば連に食い込んでくるかも?
まとめると
◎ スノードン
〇 ダローネガ
▲ マイネルロブスト
△ アルフレード クラレント サドンストーム
馬券はパス。来年の為に見るレース。
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