根岸S 予想 [競馬]
明け6歳世代が圧倒的しているダート重賞戦線にもそろそろ世代交替の波が迫っているような気がする。一般的にスタミナよりスピードの方が早く衰えるので、スピードが要求される府中ダートではその兆候が表れやすい。スピード決着の平安Sを勝ったのは明け5歳馬で流れが変わってきたと見ているのだが…
逃げるのは外枠でもタイセイレジェンドだろう。積極的に競り掛ける馬は見当たらずタイセイレジェンドのマイペースになる公算大で平均ペース乃至はそれ以下になりそうだ。土曜の準オープン春望Sは稍重で1分23秒9。日曜は晴れの予報でも気温は低く馬場の乾きも遅いので良馬場になったとしても幾分湿り気の残るダートと見て、推定タイムは1分23秒0前後か?
昨年の1~3着馬が揃って出走してきたが、昨年はパサパサのダートでパワータイプが上位を占めた。今年は昨年ほどパワーを必要としないダートになりそうなので上位はガラッと替わるのでは…。
適度にスピードが必要なダートなら格下でもクロフネ産駒トウショウカズンで勝負になると見たい。ダート6勝が全て千四で2連勝中の勢いと明け5歳の伸びシロを買ってみたい。先行勢が手薄なメンバーなので、平均以下の流れを内々で上手く先行できそうなのも魅力である。
相手は府中の千四がベストなダノンカモン。フェブラリーSに照準を合わせているので仕上りイマイチなのと、抜け出すとソラを使う詰めの甘さが残る脚質なので56Kでも対抗以上には推せない。
重賞初挑戦で相手関係は楽でないし持ち時計も遅いが、千四3連勝中のサクラシャイニーの勢いも無視できないだろう。サクラプレジデント産駒ながらダート路線に転向するとトントン拍子にオープンまで出世してきた素質を買ってダークホースにしたい。
マイペースの楽な逃げが予想されるタイセイレジェンドの残り目もあると見て連下に取って置きたい。昨年の覇者セイクリムズンは3連勝で臨んだ昨年ほどの勢いがないので押さえでいいだろう。
まとめると
◎ トウショウカズン
〇 ダノンカモン
▲ サクラシャイニー
△ タイセイレジェンド セイクリムズン
馬券はダート戦なので◎からの馬連を遊び程度に…
予想記事は載せないが京都牝馬Sは52Kのビッグスマイルが面白いのでは?
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