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根岸S 回顧 [競馬]


ワーナーマイカルで「ALWAYS 3丁目の夕日64」を観てきた。昭和の上昇エネルギー満載の映画だが、1964年と言えば競馬でもシンザンの三冠、ヤマトキョウダイが盾、有馬連覇した年でもある。シンザン、ヤマトキョウダイの父はヒンドスタンで、メジロマックイーンの祖母の父でもあるので、昨年の三冠馬オルフェーヴルはこの血を受け継いでいるのである。[soon]

レース結果                   天候;[晴れ]   馬場;良
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[1]    シルクフォーチュン   1:23.5  前半3F 35.3
[2] ◎ トウショウカズン      1 1/2   上り4F 48.2 - 3F 36.1
[3]    テスタマッタ         ハナ
[4] △ タイセイレジェンド     クビ
[5] 〇 ダノンカモン         クビ
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馬券 着眼点は良かったのだが…[ちっ(怒った顔)]

kaiko_01.gif好スタートのトウショウカズンがハナに立ったが、外からジワーッと行ったタイセイレジェンドが3角でトウショウを交わして先頭に。ペースは3ハロン35.3、1000mが59.5だから良馬場替わりの馬場にしても平均以下の緩い流れになった。ダノンカモンは下げて中団のイン、シルクフォーチュンは恒例の出遅れで殿から。

ペースが緩んだため馬群は団子状態で、直線残り200を過ぎるとタイセイレジェンドにトウショウカズンが並びかけようとするところに、外に持ち出したしたシルクフォーチュンの末脚が炸裂してアッサリ交わした。時計的には見るべきものがなく、内容も先行した馬が力不足のため、一見豪快な追込みに見えただけで、レースレベルは水準以下かも?

                                  前半=後半 1000m
2012 シルクフォーチュン  良 1分23秒5 35.3=48.2 59.5
2011 セイクリムズン     良 1分23秒0 35.2=47.8 59.3
2010 グロリアスノア     良 1分23秒7 35.6=48.1 59.2
2009 フェラーリピザ     重 1分22秒1 34.1=48.0 58.3
2008 ワイルドワンダー   不 1分22秒7 34.3=48.4 58.2
2007 ビッググラス      良 1分23秒5 34.2=49.3 57.9

先行馬ペースの流れを4角最後方から直線だけで差し切ったシルクフォーチュンの上り3ハロン34.9は出色。この馬は展開は関係なさそうで、折合いさえつけば半端でない弾け方をするようだ。土曜の春望Sでゴールドアリユール産駒が1、3着だったので同じ産駒のこの馬もと考えたが、流れが緩みそうなので末脚不発になるだろうと見て軽視したのが裏目に出てしまった。ただこの鬼脚は千四だからこそのもので、昨年の南部杯で最後前と同じ脚色になっていたことから千六となると同じ脚は使えないのでは? フェブラリーSでも人気になるだろうが、危険な人気馬の匂いがする。

予想通り内々で上手く先行できたトウショウカズンが緩い流れにも助けられ、逃げたタイセイレジェンドを直線何とか掴まえての2着。クロフネ産駒なので千四のダートは条件ピッタリで、直線の長いコースでも粘りを見せたのは力をつけている証かも…。淀のプロキオンSあたりなら重賞馬になれるチャンスがありそうで、馬場が渋ればチャンスは更に広がると思う。

テスタマッタは58Kだったので眼中になかった。ソロっと後方からでやや掛かり気味だったが、直線は外を回って伸びてきての3着。掛かる気性の為ハイペースになるレース向きで、千四より千二の方がいいような気がするが、折り合い次第なので走って見ないと解らないところもあり掴みどころの難しい馬だ。

ダノンカモンは3角で包まれ直線でも馬群を上手く捌けずだったが、残りひとハロンからはキッチリした脚を見せての5着。フェブラリーSを見据えての仕上げ、レースと見ればマズマズだったのでは。マイルだと詰めが甘くなるので脚の使い所が難しいだろうが…。


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