チューリップ賞 予想

昨年のこのレースの勝馬レーヴディソールが競走馬登録を抹消した。一年前の今頃は桜花賞、オークスはまず間違いないと言われていたが骨折でリタイアを余儀なくされた。再起を期したものの復帰後の成績は芳しくなく、更に血の宿命とも言える脚元の不安は消えず、一族初のＧ１馬として繁殖に上がることになった。早熟傾向のある血統なので故障が無くとも早めに牧場に戻した方がいいと思っていたが、丈夫な産駒を願うばかりである。初年度の相手はミスプロ系のWorkforceかキングカメハメハあたりかな？

現在の阪神の芝は稍重で、これから雨は降らず土曜日は曇予報なので良馬場まで回復すると思うが、幾分湿り気が残り時計のかかる良馬場と見たい。

外枠のフクノハツヒメ、エピセアロームあたりがハナに立ちそうだが流れは緩くスロー必至。道中は一団の馬群で折り合いがカギになり、直線の決め手勝負になりそうだ。推定タイムは良で1分34秒5前後か？

トライアルなので仕上り9分としてもジョワドヴィーヴルとジェンテルドンナの2頭が抜けている。外回りコースになった阪神ＪＦ勝馬のチューリップ賞成績は①②①②①とまず崩れない。ジョワドヴィーヴルは阪神ＪＦで決定的とも言える着差を後続につけている。それも直線最後のひとハロンだけで。小柄な馬なので渋った力の要る馬場だけが心配だったが、幸いにも馬場は良くなるようなので死角らしい死角は見当たらない。調教は遅れたようだが十分乗り込んでいるので心配するほどのことではないだろう。

相手はシンザン記念で牡馬を一蹴してきたジェンテルドンナだ。最内枠なので包まれるのを避けるため、イワタは前に出す競馬をすると思うので、ジョワドヴィーヴルより先に直線先頭に立つだろう。中間熱発の影響が残っていなければゴール直前まで粘れるのではないだろうか？

後はの馬は3着争いだと思う。その一番手は小倉2歳Ｓ馬のエピセアロームだろう。スタートと大外枠をどう克服するかがカギになりそうだ。他ではレベルの高かった札幌2歳Ｓで男馬に交じって5着と健闘したヒーラも時計のかかる芝で牝馬同士の戦いなら食い込んでくるかも。

まとめると

◎　ジョワドヴィーヴル
〇　ジェンテルドンナ
△　ヒーラ　エピセアローム

馬券は見送る予定だが、買うとすれば3着を流す3連単数点に絞ってかな…

中山のオーシャンＳは重馬場ならクロフネ産駒カレンチャンの軸は固い。淀の不良馬場オパールＳを直線だけでぶっちぎったことのあるグランプリエンゼルが相手だと思う。

 

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