SSブログ

チューリップ賞 回顧 [競馬]

東西のトライアルを勝ったのは関東馬で東西ともディープインパクト産駒は3着が最高だった。ディープインパクト産駒は2世代で重賞馬14頭輩出しているが、3連勝したのはフレールジャックだけなのでムラな面がありそうだ。[soon]

レース結果               天候;[晴れ]晴   馬場;良
--------------------------------------------------------------------
[1]    ハナズゴール     1:35.5  前半3F 35.7 - 4F 48.0
[2] △ エピセアローム    2 1/2   上り4F 47.5 - 3F 35.3
[3] ◎ ジョワドヴィーヴル  クビ
[4] 〇 ジェンテルドンナ   1/2
[5]    スピークソフトリー   3/4
--------------------------------------------------------------------
馬券 見送り…[猫]

kaiko_01.gif今まで一度も逃げたことのないショウナンマオが2番手以下を離して逃げで3ハロン35.7、1000mが60.2だから時計のかかる今の阪神では平均ペースか。直線は残り300あたりで6頭横一線になり、まず大外のエピセアロームが先頭に躍り出たところ、更にその外から残り200過ぎでハナズゴールが捉え一気に突き放してゴール。

先週のアーリントンCの1着馬は外から凄い脚を使ったが、10R武庫川Sでも直線外に出した馬が1、3着だったことを見ると外が伸びる馬場だったのかも? 古馬準オープンの牡馬と0.2差のタイムなのでこの時期の3歳牝馬としては時計的には優秀だ。トライアルとしてのレベルも高く、馬場差を考慮すると少なくとも昨年並みの水準にはあり、レベルの低かったブエナビスタの年以上の水準にあると思う。

5着馬は賞金が足りないが、上位4頭は出走権がある桜花賞でもいいとこに来そうだ。着順は変化しそうだが…。今週のフィリーズレビューとアネモネSの結果を見ないと何とも言えないが、両レースの出走メンバーを見ると今日の上位馬にヴィルシーナを加えた5頭の桜花賞になると現時点では見ているのだが…

                                 前半=中盤=後半 1000m
2012 ハナズゴール    良 1分35秒5 35.7=24.5=35.3 60.2
2011 レーヴディソール  良 1分34秒5 35.5=24.6=34.4 60.1
2010 ショウリュウムーン 重 1分36秒1 36.0=24.8=35.3 60.8
2009 ブエナビスタ     良 1分36秒5 36.0=25.3=35.2 61.3
2008 エアパスカル     良 1分35秒8 36.1=25.2=34.5 61.3
2007 ウオッカ        良 1分33秒7 35.4=24.4=33.9 59.8

10R  武庫川S(1600万) 良 1分35秒3 35.8=23.8=35.7 59.6

勝ったハナズゴールは栗東入厩で-12Kの414K。ギリギリの馬体だろう。勝因は流れが嵌ったのと伸びる外のコース取りだと思うが、父譲りの時計のかかる馬場適性もあったように思う。何せ父のオレハマッテルゼは稍重、重で5勝した渋馬場巧者だった。BMSシャンハイはミスプロ系で仏2000ギニーの勝馬だが、日本での産駒はほぼダート専用。上り34.0の末脚で2馬身半突き放したのは素晴らしいが、細化した馬体の維持、回復がカギになりそうだ。外人馬主で“ハナズ”は“花の”の意味らしい。

阪神JFに続いて大外枠のエピセアロームは-12Kと絞れていたものの今日もスタートが悪かったが、今日は中団で押さえが利いていた分、直線に余力を残せたようだ。今日は偶々前に馬がいたので折り合いがついたとも思えるので、出遅れ癖が内枠で出るようだと、また引っかかってしまうかも? 本番では危険な人気馬の匂いがするのだが…

ジョワドヴィーヴルは+2Kと、シッカリ調教を積んだ割に馬体減りしなかったのはプラス材料だ。中団馬群で折り合いはついていたようだが、直線内に進路を取り間を割って抜けてくると思いきや、ジリジリとした脚で0.5差の3着がやっとであった。内が伸びない馬場にしても、いささか失望の大きい内容だった。小柄な牝馬なので力の要る芝は向かないのかも知れない。まあ、トライアルらしい競馬をしたと言えなくもないので、本番ではキッチリ巻き返してくれると思うが…

ジョワドヴィーヴルの前で競馬をすると見ていたジェンテルドンナは、何とジョワドヴィーヴルを前に見る位置取り。イワタは末脚を試す乗り方をしたと言っているようだが、残り200過ぎから内を突いての末脚には見るべきとこがあった。この馬もトライアルらしい競馬で、中間熱発で順調さを欠いたことを考えると、本番での前進は十分期待できる内容と見ていいのでは…


nice!(10)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:競馬

nice! 10

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

弥生賞 予想弥生賞 回顧 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。