フィリーズレビュー 回顧 [競馬]
桜花賞トライアル(チューリップ賞、アネモネS、フィリーズレビュー)は全て関東馬が勝った。今週のフラワーCを残しているが、一連のレースを見るとやはり王道路線のチューリップ賞組が優位にあると思う。
レース結果 天候; 馬場;良
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◎ アイムユアーズ 1:22.8 前半3F 34.3
ビウィッチアス 1 1/4 上り4F 48.5 - 3F 36.7
△ プレノタート クビ
▲ イチオクノホシ 1/2
サトノジョリー 1 3/4
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馬券 パス
レディメグネイト、エイシンキンチャムのハナ争いが激しく3ハロン34.3のハイペースになった。このハイペースをアイムユアーズに騎乗のピンナは4番手に出した競馬で3角では3番手に押し上げる。
アイムユアーズは残り300で逃げる2頭に並び抜き去り、内に突っ込んだビウィッチアスに掬われそうになったが、何とかゴール寸前で突き放してのゴール。最後のひとハロン12.9もかかっているので2頭とも脚は一杯一杯だったようだ。ファルブラヴ牝馬らしく千四が最適距離のようだ。内々を回るロスのない競馬なのにゴール前脚が上がっていたことから、阪神JF2着でも本番の桜花賞は厳しいかも? むしろハイペースをスッと前につけられる脚があるので、スプリント戦に適性があるように思えた。
土曜の牝馬限定準オープンうずしおSより0.6遅れているので、時計的には昨年以下のレベルだと思う。今日の1、2着馬は瞬発力が足りなそうで、決め手勝負になる傾向のある桜では恵まれないと馬券に絡めないように思う。
前半=後半 1000m
2012 アイムユアーズ 良 1分22秒8 46.1=36.7 58.0
2011 フレンチカクタス 稍 1分22秒3 45.9=36.4 57.9
2010 サウンドバリアー 良 1分22秒8 47.1=35.7 58.9
2009 ワンカラット 良 1分22秒4 46.3=36.1 58.5
2008 マイネレーツェル 良 1分22秒5 46.7=35.8 58.3
2007 アストンマーチャン 良 1分21秒8 46.5=35.3 57.9
土曜10R うずしおS 良 1分22秒2 47.2=35.0 58.6
中団のインからの競馬になったビウィッチアスは直線内に突っ込んでアイムユアーズになら並びかける場面もあったが、最後突き放され外から急襲したプレノタートにも際どく迫られる2着。残り100で脚が止まっていたので、BMSガルチらしく千四でも距離は長そうだ。桜花賞は参加するだけだろう。
今日は出遅れなかったが、いつものようにポツンと離れた殿からの競馬になったプレノタートは、4角で大外に持ち出し上り35.5とメンバー中一番の末脚で伸びてきた。僅かにビウィチアスを捉えきれなかったが、追えば追うほど伸びる脚はBMSダンスインザダークの血統と合わせると、距離延びてこその馬のようだ。桜の権利は取れたものの注文が多い馬なので厳しいと見ているが、血統的にも府中ならと思えるとこもあるのでフローラSに出てくれば買ってみたい馬だ。
エビショーが落馬骨折のため石橋脩に乗り替わったイチオクノホシは、大外枠にもかかわらず中団の馬群に入れるソツのない競馬だったが、直線の反応はイマイチで残り200手前からからエンジンがかかり伸びてきての0.3差の4着。最後お釣りが無かったのは栗東滞在ながら-6Kと馬体が減っていたせいか? 内枠の馬が上位を占めるトラックバイアスのあるレースでの大外、ヤネが替わるハンデ、それに馬体減と条件が整わなかったのは確かなので、今日の結果はそれ程気にしなくていいと思う。
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