桜花賞 予想 [競馬]
昨夜は花冷えだったものの夜桜の下での花見も結構見かけた。今日日曜日は天気も良く、まさに“春爛漫”って感じだ。周辺の公園を散歩してきたが、あちらこちらに青いビニールシートが敷かれていた。場所取りも結構だが、散らかしほうだいで帰るのだけは止めて貰いたいものだ。
これと言った先導馬がいない組み合わせだ。エイシンキンチャムのハナと見ているが、大外のアラフネが思い切って行くかも?いずれにしろ前半はスローの1000mが60.0前後で隊列がバラけず一団の馬群となって直線に入ってきそうだ。パワーの要るタフな阪神の芝でも、直線の決め手勝負になるのでは? 推定タイムは良で1分34秒0前後になるのでは…
一連の前哨戦からは良く言えば“実力拮抗”、悪く言えば“ドングリの背比べ”状態の3歳牝馬クラシック戦線と見ている。ただ、前哨戦はほとんどが渋った馬場かそれと同等にパワーを要する馬場だったことから、瞬発力勝負が想定される今回のレースではそこで苦しんだ馬の巻き返しがあるのでは…。特に馬場が悪かった東の前哨戦で上位に来た馬はパワーとスタミナタイプなので、ここでは苦しみそうだ。
「2012年クラシック三冠馬予想」で取り上げた2頭、ジョワドヴィーヴル、ジェンテルドンナの同じ勝負服が人気でもキッチリ末脚を伸ばしてくれると見たい。予想の基本はオークスでも通用しそうな馬だろう。
ジョワドヴィーヴルは同じ舞台の阪神JFを勝ち、トライアルのチューリップ賞はやや負け過ぎの感のある3着だが、半姉ブエナビスタがいる良血で底力があり大一番でこその馬だろう。小柄な馬体は前検量で416K、意外に成長していない可能性も残しているが、一度叩いた今回は中身が変わっていると見たい。馬体重が410K台で登場すれば今回は持っている能力を発揮すると見たい。
牝馬でシンザン記念を制したドナウブルーの全妹ジェンテルドンナは、フサイチエアデール、ダイワスカーレット、マルセリーナら先輩の足跡からも勝馬になる確率は高いと思う。チューリップ賞は熱発明けで、イワタが脚を測ったような乗り方だった。ただ、母系がスプリンター血統なので府中のマイル半適性には少々疑問が残る。オークスでも通用しそうな馬が予想の基本なので一枚割り引きたい。
面白いのはハーツクライ産駒でワンカラットの半妹サンシャインだろう。エルフィンSの勝馬だが、今年のこのレースは2、3着馬が後々トライアルで惨敗していることからレベルに疑問符は付くが不良馬場だったのでレース性質が違い過ぎたとも解釈できる。小柄な馬で調教後の馬体重418Kはやや寂しいが、スローの瞬発力勝負なら持ち味の決め手が活きてきそうだ。土曜日ノリにノッテいたヤネも心強い。この馬も府中のマイル半での走りを見てみたい馬だ。
前哨戦を全て制した関東馬だが、中でも実績はアイムユアーズだろう。中間疲れが出たようだが、ファルブラヴ産駒でマイルより千四向きなのは前走のトライアルでハッキリした。堅実な走りで連に絡んでくる可能性はあるが、良くて3着あたりかも?
関東馬では前哨戦今一歩だったイチオクノホシが良の瞬発力勝負なら浮上してくると見たい。母系がGrey Sovereign系で大レースに強い血統だと思うし、この馬も府中のオークスで期待している馬だ。
他では阪神JFで大外枠から折り合いを欠きながらも3着に来たサウンドオブハートか? 今回も予想されるスローでの折り合い次第だろう。
まとめると
◎ ジョワドヴィーヴル
〇 ジェンティルドンナ
▲ サンシャイン
△ イチオクノホシ サウンドオブハート アイムユアーズ
馬券は◎を軸にした馬連と◎〇を軸にした3連単にしたい。
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