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天皇賞 予想 [競馬]

良の淀は土曜のメインレース2000mが1分57秒6と速いタイムが出ている。前哨戦が稍重や重と時計のかかるレースばかりだったので、速い時計に対応していた昨年秋のレースをベースにした方がいいかも?[soon]

ケイアイドウソジン、ゴールデンハントあたりがハナを主張しそうだが、この2頭の先導ではスローペース必至。ナムラクレセントがどこでこの2頭を交わして先頭に立つかがポイントだ。昨年は2周目のバックスタンドで先頭に立ったが、今年は1周目のメインスタンドで先頭に立つのでは…。いづれにしろ、昨年のように入れ替り立ち替りで先頭馬が替わるようなことはないだろう。3角の坂の下りからピッチがあがり後半4ハロンのスタミナに裏打ちされたスピード勝負になるだろう。推定タイムは良で3分14秒台か?

前哨戦の阪神大賞典、日経賞、大阪杯は全て渋った馬場だったが、4歳勢がジワジワと力を付けてきて最強と言われた5歳世代との力関係は逆転し芝の中・長距離路線は3~4月で世代交替したと見ているのだが…。

阪神大賞典で逸走した4歳世代の代表オルフェーヴルがよりによって大外枠。再度の危険性を心配する向きもあるが、なだめて一旦下げれば何の問題もないだろう。

その4歳世代の比較だが、レベルの高かった菊花賞を基準にするとオルフェーヴルとウインバリアシオンの差は2馬身半だが、オルフェーヴルが最後手綱を緩めたことを考えると、その差は3馬身以上あったと見ていいだろう。その後オルフェーヴルとウインバリアシオンの差は縮まったとは思えない(むしろ広がった可能性の方が高い)ので、最低でも3馬身の差があると想定したい。

つまり、ウインバリアシオンではどう乗ってもオルフェーヴルには勝てそうもない。盾男のユタカがどう乗るかだが、オルフェーヴルの後ろから行っては勝ち目がないので、勝負するなら前に出した競馬をするしかないだろう。ちょうどウインバリアシオンの父ハーツクライが有馬記念でディープインパクトを負かした時のように…。だが、JCでアンカツが早めに捲った時は長い府中の直線で最後までもたなかったことから、淀の直線でも馬券に絡むのがやっとで下手するとJC同様に掲示板の下の方になるかも?

現実に阪神大賞典でオルフェーヴルに先着したギュスターヴクライはどうだろう。青葉賞ではウインバリアシオンに2馬身近く離されているが、昨年末から今年にかけて急成長してきているのでウインバリアシオンとの力関係は逆転しているかもしれない。阪神大賞典ではオルフェーヴルに2K貰っていたしオルフェーヴル自身の錯乱もあったので、まともに良馬場での末脚勝負となると切れ負けするだろう。今年4戦目とローテーションも厳しく今度は十中八九オルフェーヴルには先着できないと見たい。

他の4歳勢ではクレスコグランドには未知の魅力がある。ダービーでこそオルフェーヴルとウインバリアシオンの後塵を拝しているが、当時は押せ押せでかなり無理なローテーションでの一戦であった。長期休養明けのオープン特別をひと叩きして調子も上向きだ。父はタニノギムレットでRibot4×5で、母系も祖母の父Law Society はRibot系である。すなわちクレスコグランドはRibot5×6×7のクロスを持っているのである。この血脈は淀の2マイルで何かをやってくれそうな匂いがするが、現時点でオルフェーヴルに先着するのはかなり厳しいと思うのだが…。

オルフェーヴルと配合が近いフェイトフルウォー。菊花賞馬と期待していた馬だが、今のとこ中山にしか実績がないので淀でどこまでやれるかだが、祖母の父はNijinsky、4代母はRibot系なので血統的にはオルフェーヴル以上に2マイル向きだと思うものの、オルフェーヴルとは勝負付けが済んでいるかも…

オルフェーヴルを負かすとすれば、オルフェーヴルより前で競馬をして、坂の下りから早めのスパートで持続力のある末脚を使える馬だろう。これができるのはオルフェーヴルの僚馬トーセンジョーダンだろう。母系にクラフティプロスペクターが入っているので、必ずしも2マイル向きとは思えないが折り合いは自由自在だ。前半を上手くこなせば後半長くいい脚を使えバテないので、その分後続にも脚を使わせることになるので押し切る可能性もあるのでは…。

まとめると

11506010.gif◎ オルフェーヴル
〇 トーセンジョーダン
△ フェイトフルウォー クレスコグランド ギュスターヴクライ ウインバリアシオン

馬券は◎〇からの馬連と3連単にする。


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