日本ダービー　予想：K cube　Lab：SSブログ

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日本ダービー　予想　[競馬] [編集]

今年のダービー出走馬18頭全てEclipse系である。Eclipseはサラブレットの3大祖の一つDarley Arabian系であるが一般的には日蝕を意味する。Eclipseは1764年の日蝕の日に生まれたのでこの馬名になったと言われている。金環蝕(annular eclipse)が21日東京でも見れたが、今年のダービーからEclipseのような名馬の誕生を期待したい。

ゼロスが単騎で行けそうだが先行型も多く何かが予想外の動きをするかも？　ゼロスの逃げはスロー必至なので、今回は“気分よく行かせる”と言っているディープブリランテ陣営、前に出す競馬を得意とするウィイリアムズ騎手のトーセンホマレボシ、切れる脚のないコスモオオゾラなどは虎視眈々と仕掛け所を測ってくると思う。恐らく3角過ぎで、あるいはその前にディープブリランテがゼロスをタマラズ交していく展開になるのでは？　それでも全体的な流れはスローになると思うので、直線の瞬発力勝負になる可能性は大と見ているのだが…。推定タイムは良で2分24秒台あたりで、オークスより遅い時計になるだろう。

トライアルから渋った馬場で皐月賞も力の要る馬場。土曜日の3歳500万下で2分26秒9が出る今の府中の芝はスピードが要求される馬場だ。重で泣いた馬はいるかもしれないが、力の勝負となった皐月賞は底力問われたレベルの高いレースだったので、皐月賞組がダービーでも主力を形成するだろう。

皐月賞と同じくらいレベル高かった前哨戦はラジオNikkei杯2歳Ｓときさらぎ賞だろう。ラジオNikkei杯は小回りコースでの瞬発力勝負、きさらぎ賞は直線の長いコースでの切れ味勝負とどちらも近年のダービーで必要とされる資質である。

Ｃコースになり内を通れる先行馬が有利だが今の府中のマイル半はそれだけでは通用しないだろう。先行勢で最も実績のあるディープブリランテが後続の目標になると思うので、ディープが先頭でゴールするのは厳しいと思う。

皐月賞のゴールドシップはウチパクのイン強襲が上手く嵌ったとも言える。共同通信杯で上り33.3の末脚を使っているが、スローの千八でのことで二千千四でも同じ脚を使えるかとなるとどうだろう。ステイゴールド産駒ながら芦毛に出ているとこを見ると、メジロマックイーンの血が色濃く出ているように思う。どちらかと言うといい脚を長く使えるステイヤータイプではないかと見ている。府中のマイル半なら大きく崩れることはないと思うが、ステイヤーらしいジリっぽい所を見せるかも？　連下の評価にしたい。

主力に推したいのはワールドエースとグランデッツァの2頭である。きさらぎ賞終了時点でダービーはこの馬だと思ったが、グランデッツァの飛びの大きさも広い府中向きなので同等の評価にしたい。皐月賞に引き続き外枠になった分マイナスなので、シルシは少し落とすが評価は同等である。ワールドエースは皐月賞がスタートで躓きながらも外を回して短い直線で2着まで押し上げた底力から、まともに走れば勝てるだろう。池江厩舎はオルフェーヴルでケチがついて勝負運から見放されている感じだが、土曜の京都でマウントシャスタが楽勝したことでアク抜けしたのでは？

本来なら対抗に推したかったヒストリカルは出遅れが心配なので内枠に入ったのはマイナスだ。きさらぎ賞でワールドエース以上の末脚を使ったことや毎日杯の末脚などから、最後は着実に伸びてくると思うが、恐らくアンカツは一旦下げて直線外に出してくると思うので届かずの場面もあるのでは。

先行して粘る組ではディープブリランテとコスモオオゾラだろう。予想される上りのレースではどちらも決め手はもう一歩なので3着がいいとこかも？

まとめると

◎　ワールドエース
〇　グランデッツア
▲　ヒストリカル
△　ゴールドシップ　
☆　コスモオオゾラ　ディープブリランテ