目黒記念 予想

天皇賞組が強かったこのレースだが、ここ2年は前走条件・準オープン組が上位を占めている。レース傾向が替わりつつあるようだが、伝統あるハンデ戦にしては少し寂しの漂う黄昏を迎えているのかも？

先行馬は数多いるがこれと言った逃げ馬がいない。カワキタコマンド、スマートロビン、セイカアレグロ、アイノカゼ、トレイルブレイザー、ユニバーサルバンクあたりが先団を形成する形になり、その中から押し出されるように何かが先頭に立つのでは？　流れは当然スローだが、ロングスパートしそう馬が何頭かいるので、残り1000過ぎからピッチが上がるだろう。瞬発力より長くいい脚を使える馬の争いになるのでは…。推定タイムは良で2分32秒台あたりか？

まともであれば同コース、同距離のアルゼンチン共和国杯を勝っているトレイルブレイザーのレースだが、鼻出血で順調さを欠く上に急仕上げのトップハンデでは、得意の早めに仕掛ける競馬でも息がもたないだろう。押さえの評価にしたい。

2，3番手からロングスパートをかけると見ているスマートロビンがレースの中心になりそうだ。切れる脚はないがバテないタイプだが、前走から１K増量されたハンデが微妙に最後利いてきそうなので軽量の差し馬に差される方に賭けて見たい。

長距離実績のある4歳馬でコスモロビンとエアポートメサあたりが坂を上がってから突っ込んでくると見たい。天皇賞こそ格負けしたコスモロビンだが、前半スローになるならそう離されなく追走できると思うので、上り34秒台の末脚でゴール前伸びてくるのを期待したい。タイムパラドックス産駒ながら芝に転向してから長いとこで堅実に走っているエアポートメサは52Kの恵量を活かせれば…

怖いのはここのとこイマイチのレースが続いているが大きくは崩れていないダノンバラードの巻き返しだ。道中内々でジッとして脚を溜めれれば、直線では確実にいい脚を使ってくるだろう。イワタがインを掬うようなコースロスのない乗り方をすれば単もあるかも？

まとめると

◎　コスモロビン
〇　スマートロビン
▲　エアポートメサ
△　トレイルブレイザー　
★　ダノンバラード

馬券は◎★からの馬単中心にする。

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