SSブログ

エプソムC 回顧 [競馬]

今年の米国二冠馬I'll Have Anotherが2013年のシーズンからビッグレッドファームで種牡馬入りするようだ。ミスプロ系でも日本の芝でも活躍馬を輩出しているForty Niner系のFlower Alleyが父で、BMSがRoberto系のArchで祖母はRibot系と申し分のない血統だ。これほどの馬が三冠目前で引退の翌年に日本で種牡馬になるのも強い円のお蔭だろう。“円高”バンザイだな。[soon]

レース結果               天候;[晴れ]   馬場;良
--------------------------------------------------------------------
[1]    トーセンレーヴ    1:46.7  前半3F 35.3 - 4F 47.2
[2] △ ダノンシャーク       クビ   上り4F 47.5 - 3F 35.6
[3]    マイネルスターリー  1 1/4
[4]    セイクレッドレーヴ   2 1/2
[5]    シルクアーネスト    1/2
--------------------------------------------------------------------
馬券 惨めですなぁ…[もうやだ~(悲しい顔)]

kaiko_01.gif馬場の乾きが予想外に遅く良馬場になったものの、騎手たちは内を避けて外目を回していたので、内は相当馬場が悪かったのだろう。内から乾いてくると見て予想していたので、この予想結果もやむを得ない所かも…

22ヶ月の休養明けで+14Kのレッツゴーキリシマが下馬評通りハナに立った。1000mが59.2だから馬場を考慮しても平均よりやや緩い流れだろう。2、3番手にマイネルスターリーとトーセンレーヴで、3角手前では前3頭が後続を引き離し縦長の隊形になった。

直線内を突いて抜け出したマイネルスターリーを坂を上がって残りひとハロンで捉えたトーセンレーヴが、大外から伸びてきたダノンシャークの追撃を何とか凌いだ単調なレースであった。馬場が悪いにせよ時計も遅く中身もどちらかと言うと行った行ったの平凡なレースだろう。

                                      前半=中盤=後半  1000m
2012年 トーセンレーヴ     良 1分46秒7 35.3=35.8=35.6  59.2
2011年 ダークシャドウ     良 1分47秒3 35.4=36.6=35.3  59.6
2010年 セイウンワンダー    良 1分46秒1 35.1=35.8=35.2  58.9
2009年 シンゲン           良 1分45秒5 34.8=36.0=34.7  58.9
2008年 サンライズマックス  良 1分45秒9 35.2=35.4=35.3  58.9
2007年 エイシンデピュティ    稍 1分48秒3 35.5=37.0=35.8  60.7
2006年 トップガンジョー      重 1分49秒2 35.1=37.0=37.1  59.4

重賞初制覇となったトーセンレーヴは例によってウィリアムズが積極的に出す競馬。直線坂上から楽に抜け出したが、最後は1頭になったこともありスピードが鈍ったものの鞍上の腕で何とかゴールまでもたせた。ヤネの好騎乗と相手にも恵まれた結果だと思う。血統からこれからも人気にはなるだろうが、大きい所で云々できるほどの器ではないように思う。賞金を加算できたので秋は余裕を持ったローテーション組めるのはプラス材料だが…。ビワハイジの子としてはアドマイヤジャパン、アドマイヤオーラ、ブエナビスタ、ジョワドヴィーヴルに次いで5頭目の重賞馬となったが、5頭も重賞馬を輩出する繁殖牝馬はビワハイジだけだろう。

安田記念を除外されてこちらに回ったダノンシャークは5,6番手追走から、直線は大外に持ち出して上り33.9の脚でトーセンレーヴに迫ったがクビ届かず3度目の重賞2着。展開に泣いたとも言えるが、かと言って早めに追い出すと末がもたないタイプなのでよっぽど嵌らないと重賞は今後も勝てないかも? この馬も人気先行タイプで出遅れ癖もあり馬券的妙味はないが、底力は持っているようなのでマイルCSあたりでメンバーが揃った時の穴馬として面白いかも?

マイネルスターリーは内ピッタり回ってきて、直線も内を突いて早めに先頭に躍り出たがそこまでだった。洋芝コースに実績のある馬だが、雨上がりの芝でやや上りの時計がかかる馬場になったのが幸いしたのかも…。ヤネは内が乾いていたと言っているので定説通りに内から急速に乾き始めた芝状態だったのかも? ここも函館記念の叩き台のつもりだったろうが、これで函館では人気になるだろう。ハンデも背負わされるのでどうだろう…

本命に推したダイワファルコンは直線大外から一瞬いい脚を見せたが、やはりその脚は長続きせず1.0差の9着。小回りコースで一瞬の切れ味を活かすタイプであることがハッキリした。

レッドデイヴィスは気の悪さを出して、コーナーでは外に逃げ直線は内にモタれと、初めての左回りでレースにならなかった。もしかしたら関東への長距離輸送が良くないのかも? 重賞3勝の4歳馬なのでこのまま終わると思えないのだが…
 


nice!(7)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:競馬

nice! 7

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

安田記念 回顧宝塚記念 回顧 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。