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毎日王冠 回顧 [競馬]

秋のG1シーズンも佳境に入っていると言うのに、悲しいかな競馬に時間が割けない状態。回顧記事も遅れ気味だが、今週頑張って取り戻したい。寝不足になりそうな予感。[soon]

レース結果               天候;[晴れ]   馬場;良
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[1]    カレンブラックヒル  1:45.0  前半3F 34.5 - 4F 46.0
[2]    ジャスタウェイ      クビ    上り4F 47.2 - 3F 35.4
[3] 〇 タッチミーノット      クビ
[4] ◎ リアルインパクト   1 1/4
[5]    ダノンシャーク     クビ
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馬券 完敗でした。[むかっ(怒り)]

kaiko_01.gifシルポートの逃げは前半、中盤ともチョウサンがこのレースを勝った2007年に次ぐハイラップ。1000m通過も57.8と夜半の雨の影響が若干残る馬場なのに昨年逃げた時より3.3も速い。昨年ペースを落として失敗したこともあろうが、グランプリボスに突っつかれたとはいえ、いくらなんでもノー感な騎乗だわな。

直線に入ると2番手にいたグランプリボスが坂下で先頭に立ったが、離れた3番手のカレンブラックヒルが差を詰めてきて、残り100あたりで抜け外から急襲してきたジャスタウェイをクビほど抑えた。馬場が内から回復してくる府中でもあり、このタフな流れで先行、内枠、インを通った馬が上位を占めた。後半3ハロンが35.4と良馬場ではここ最近最も上りが遅かったことからも、スタミナ色の濃い決着で純然たるマイラーには厳しいレースだったと言えるだろう。

今年のNHKマイルはレベルが低いと見て軽視した3歳勢が1、2着だった。8着のレオアクティブが京成杯AHを勝ち、7着のハナズゴールが札幌記念4着、4着のオリービンがオープンのポートアイランドSを勝っているので、今となって冷静に考えれば予断を持った見解だったと後悔している。

5戦無敗となったカレンブラックヒルは、父ダイワメジャーも2006年にこのレースを勝っているので父子制覇となった。古馬のG1馬5頭を一蹴したことで、父同様2000mまでならG1級と見て良いだろう。脚質も父譲りの長く脚を使える渋太さがあるので、タフなレースになるほど安定した力を発揮できるのでは。一方で切味はないようなので、速い上りの瞬発力勝負になると取りこぼししそうだ。

天皇賞を展望すると、今日負けた馬で巻き返しそうな馬はエイシンフラッシュくらいと今年は古馬陣が手薄なので3歳勢にチャンスが来そうだ。カレンブラックヒルも有力馬だが、菊をパスして得意の府中に的を絞ったフェノーメノのほうが二千では能力が高いように思う。古馬では、昨年のこのレースの勝馬ダークシャドウと宝塚記念以来となるルーラーシップの2頭だろうが、ルーラーシップは天皇賞と相性の悪いミスプロ系でもあり勝つのは厳しいかも。二千より二千四のJCのほうに距離適性があると見ているので、こちらで狙いをつけているのだが…

                                    前半=中盤=後半 1000m
2012 カレンブラックヒル     良 1分45秒0 34.5=35.1=35.4 57.8
2011 ダークシャドウ       良 1分46秒7 36.1=37.0=33.6 61.1
2010 アリゼオ            稍 1分46秒4 35.5=35.4=35.5 58.9
2009 カンパニー          良 1分45秒3 35.8=35.9=33.6 60.0
2008 スーパーホーネット     良 1分44秒6 35.8=35.8=33.8 59.3
2007 チョウサン           良 1分44秒2 34.4=35.0=34.8 57.5
2006 ダイワメジャー        良 1分45秒5 34.7=36.2=34.6 58.8
2005 サンライズペガサス    稍 1分46秒5 36.9=36.0=33.6 61.2
2004 テレグノシス          稍 1分46秒0 35.1=36.5=34.4 59.7

中団のインで脚を溜め、直線はタッチミーノットと併せ馬の形になり伸びてきたのがジャスタウェイで、嵌ったと言えるかも。54Kの軽量と上りがかかったのが好走要因だろう。BMSがダート血統のワイルドアゲインなので、芝の重賞ではツボに嵌らないと上位にはこれないのでは? 賞金を加算しローテーションは自由自在になったが、マイルCSは軽い芝なら追い込み不発に終わりそうだ。

ダンスインザダーク産駒なのでタフな流れの府中千八は合っていると見たタッチミーノットは見立て通りであった。千八は少し忙しいのではとの見方もあるようだが、次のアルゼンチン共和国杯ではっきりするだろう。今日の結果から人気になるだろうが、千八ほど強く推せないと見ているのだが。

以前の先行力が影を潜めたリアルインパクトは年を経てズブくなっているようだ。直線ジワジワ伸びてはいるが、得意の府中でこの結果では先々が思いやられる。遠征競馬は結果出ていないので次はどうするのか? 素質的にはまだ伸びシロがある馬と見ているので、前半が少し緩くなる天皇賞を使ってもいいのでは…

グランプリボスは+16Kと余裕残しの馬体で千八も少し距離が長かったが次は変わってくるだろう。ストロングリターンも千八は微妙に長い。エイシンアポロンにとっては時計が速くなり過ぎた。エイシンフラッシュは逆に距離不足なのは当然としても、ここまで負けるとは…。外枠からの速い流れに戸惑ったのかも?


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