朝日杯ＦＳ 予想

クラシックと直結しない性格のレースになってしまったＧ１だが、例年クラシックを賑わす札幌2歳Ｓ馬が参戦してきたので、今年は少し趣が違うようだ。来週のラジオNIKKEI杯が逆に手薄になり、レベルの判断に悩むことになりそうだ

京王杯と同様にエーシントップとマイネルエテルネルのハナ争いか？　内枠のネオウィズダムが絡むことも想定すると流れは緩みそうもないが、後ろから行く馬は一か八かのイン突きでもしない限り上位にはこれないのでは？　中団より前の内々で運べる馬が中心になるだろう。
　
船橋市の予報は曜日替りの夜半に雨マークだが日曜は朝から晴れなので馬場は良まで回復すると見たい。土曜の古馬1000万下が稍重で1分34秒0で決着しているので、良なら1分33秒5前後の時計になりそうだが、流れ次第ではマイネルレコルトのレコード1分33秒4を破ることもあると見ている。

千八だけを使ってきたコディーノは初めてのマイルの速い流れに適応できるかだが、東京スポーツ杯レコード勝ちする位のスピードタイプのキングカメハメハ産駒なのでマイナス要素はないとみたい。とすれば相手楽なメンバーなのでここはキッチリと結果を出すだろう。

他は横一線の馬が何頭かいるが、将来性、枠順。脚質を加味するとラブリーデイとフラムドグロワールの2頭に注目している。ラブリーデイはBMSがダンスインザダークなので距離延びて良さそうなタイプだが、ハイペースが予想される急坂のあるコースなら持ち味のスタミナが活きてきそうだ。フラムドグロワールは皐月賞馬でマイルＧ１馬ダイワメジャー産駒なので中山のマイルは血統的にぴったりな上に、母はオークス馬で桜花賞3着のシルクプリマドンナなら底力と成長力もありそうで先々も楽しめそうである。

他ではハイペースの内枠で折合いが付きそうなネオウィズダム、大外枠で常識的には厳しいがスケール感があるノウレッジを連下に取っておく。

3連勝中のエーシントップは早熟なストームキャット系産駒で一本調子のレースが得意なタイプだろう。スピードで押し切る可能性はない訳ではないが、千六は微妙に長く中山の急坂が堪えそうだ。

まとめると

◎　コディーノ
〇　ラブリーデイ
▲　フラムドグロワール
△　ネオウィズダム　ノウレッジ

毎年のことだが2歳戦の馬券は買わない。来年のクラシックを睨んでレースをジックリ見ることにする。

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