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桜花賞 回顧 [競馬]

やはりマイルではディープインパクト産駒であった。3年連続で桜花賞馬を輩出し、昨年に続いて1、2着独占となった。[soon]

レース結果                天候;[曇り]   馬場;良
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[1] △ アユサン         1:35.0  前半3F 34.8 - 4F 46.9
[2] △ レッドオーヴァル    クビ      上り4F 48.1 - 3F 36.1
[3]    プリンセスジャック   2 1/2
[4] ▲ クロフネサプライズ  クビ
[5]    ローブディサージュ  1 1/2
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馬券 二走ボケ並の予想でした[もうやだ~(悲しい顔)]

想定ほど馬場は悪化せず午前中は稍重で7Rから良となった。桜花賞の頃は若干緩さが残る程度の良馬場だったと思う。

kaiko_04.gif押してハナを取ったサマリーズのラップは34.8-46.9なので、馬場を考慮すればこの時期の牝馬のレースとしてはハイペースの部類に入るだろう。クロフネサプライズが早めに行ったので息の入らない流れとなったが、それにしても上り3ハロン36.1、最後のひとハロン12.7は平凡だ。勝ち時計も含めてレベルに疑問が付く桜花賞であった。

1勝馬の勝利は1995年ワンダーパフューム(父:フォティテン)以来。この年は2着のダンスパートナーも1勝馬であったのだが。1勝馬が勝ってしまうような桜花賞は十中八九高いレベルにあるとは言えない。この世代の牝馬は恐らく弱い世代に分類されると思うのだが…

                                    前半=中盤=後半 1000m
2013 アユサン        良 1分35秒0 34.8=24.1=36.1 58.9
2012 ジェンテルドンナ   良 1分34秒6 34.9=24.4=35.3 59.3
2011 マルセリーナ     良 1分33秒9 34.6=23.9=35.4 58.5
2010 アパパネ        良 1分33秒3 35.6=23.3=34.4 59.1
2009 ブエナビスタ      良 1分34秒0 34.9=24.2=34.9 59.1
2008 レジネッタ        良 1分34秒4 34.6=23.9=35.9 58.5
2007 ダイワスカーレット  良 1分33秒7 35.7=24.1=33.9 59.8

勝ったアユサンは-12Kと絞れてようやく完調でレースに臨めたようだ。道中は馬込みの中団。直線前が開くとグイッと伸びて残り200辺りで先頭に。レッドオーヴァルに一旦前に出られたが、そこから二の脚を使って差し返した。ディープインパクト産駒にしては大型馬だが、折り合えば脚が溜まり切れるのは父譲りのようだ。本質的には二千前後が適距離だと思うが、府中のマイル半でも掛からなければ距離は問題なく長い直線も向きそうだ。本格化した今の状態を維持できるならオークスでも馬券を外すことは恐らくないだろう。

前走-10Kから4K戻したレッドオーヴァルは後方待機から4角大外を回らされるも直線一気に伸びて残り100辺りでアタマほど前に出たが、そこから踏ん張りが利かなかった。ゴール前の脚色を見ると距離に壁がありそうだ。やはり半兄にストロングリターンがいる血筋らしくマイラー色が濃いのかも? オークスよりNHKマイルの方が向いていると見ているのだが、気になるのは使い減りしているように映ることだ。

プリンセスジャックも馬群の後方からジックリとした競馬。直線はジリジリ伸びてゴール前でクロフネサプライズをクビ差した。ユーイチの捌きがもう少し上手ければ1、2着馬と際どい勝負になっていたような気もするが…。 オークス2着のゴールデンジャックが母でダイワメジャーが父ならマイル半の距離にも対応できるだろうが、切れる脚がないので府中向きとは言えない。渋った際の連下候補程度でいいのでは…

4角先頭から押し切ろうとしたクロフネサプライズだが、速い流れを追いかけて行ったにしても残り200辺りから脚が上がっていたとこを見ると、やはりG1のマイルは少し距離が長いようだ。似たような配合のカレンチャンからも適距離は千四以下ではなかろうか? オークスよりNHKマイルのほうがチャンスはあると思うが、府中のマイルでは恵まれないと馬券にはならないと見ているのだが。

本命に推したトーセンソレイユは-4Kの416Kでレース間隔を取った割にはギリギリの馬体。しかも出遅れて後方からの競馬。それでも4角では勝馬の直後にいたが直線はジリジリとしか伸びず0.8差の7着。良血なので人気が先行するタイプだが、馬体に身が入っていず成長力に乏しい傾向のあるネオユニヴァース産駒の牝馬なので、余程の変わり身を見せないとオークスでも厳しいレースになりそうだ。


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