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天皇賞 予想 [競馬]

オルフェーヴルもジェンティルドンナもルーラーシップもエイシンフラッシュもソッポを向く春の盾だが、種牡馬、あるいは繁殖牝馬としての価値を高めるには2マイルのG1を勝っても世界の評価は低いのでやむを得ない面もある。このレースを勝った馬が凱旋門賞やBC Turfを勝つぐらいになれば見方は変わるだろうが…[soon]

逃げるのはサトノシュレンだろう。無理に競り掛けるような馬もいないので前半はスローだろうが、先行できる馬が結構いるので2周目のバックストレッチあたりから動きが出てくると思う。ロングスパートで4角先頭を伺うゴールドシップが直線2段加速する展開に他の馬がどの程度抵抗できるかだろう。平坦の淀でも最後は瞬発力よりスタミナが求められるレースになると見ている。

G1馬がたった4頭で内2頭は9、10歳の元天皇賞馬。外国馬レッドカドーもG1馬だがジャパンカップの走りや血統から淀の高速芝への適性は疑問符が付く。残るG1馬はゴールドシップだけだから断然の一番人気になるのは至極当然である。重箱の隅を突っついても死角らしい死角は見当たらない。前半置かれ過ぎて後半速い決着だと危ないなどと言う輩もいるようだが、昨年の菊のレースを改めて見たらウチパクがよっぽどヘタを打たない限り無理筋だと思うだろう。今年の盾は負ける要素が見当たらないゴールドシップが十中八九勝てるだろう。むろん競馬だから何があるかわからないが…。

相手は難しい。ステイゴールド産駒のフェノーメノは人気ほど信頼性はないと思う。元々府中向きで母系もスタミナタイプではないので三千二の距離にも不安がある。だからこそ昨年菊を選択せず古馬の強豪が揃う秋の盾に向う決断をしたのでは? スピード、瞬発力には秀でるが、ゴールドシップのロングスパートに翻弄され、直線末を無くすシーンもありそうだ。

菊3着で淀外回りに実績のあるトーセンラーが最内枠なので内々で死んだふりをして、ポカット空く4角の生垣を上手く回れば直線は内から伸びてきそうだ。ユタカは往々にして馬場の真ん中から外に持ち出す傾向があるので、そうなると掲示板の下の方になるかもしれないが、腹を括ってイン強襲だと2着はあるかも?

最後はスタミナ勝負になるとみてRoberto系のムスカテールに魅力を感じている。ここ3戦G2を戦い②②③と着実に力を付けてきている。初めての2マイルの距離だが、父マヤノトップガンもこのレースを勝っているのでこなす下地はあると思う。

他では淀の高速芝に対応できるが不安もあるが、恐らくゴールドシップ同様ロングスパートすると思われるレッドカドーも長距離適性もスタミナもあるので連下ならチャンスがあると思う。

他ではスタミナ豊富なアドマイヤラクティも気になるが、もつれた際の3着候補あたりかも?

まとめると、一応シルシは付けるが◎以外は同レベルの評価だ。

11506010.gif◎ ゴールドシップ
〇 フェノーメノ
▲ トーセンラー
△ ムスカテール レッドカドー
☆ アドマイヤラクティ

馬券は◎からの馬単、3連単にする。


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たくぞー

ダービーでの結果から、ある距離においてフェノーメノはゴールドシップに勝てるんじゃないかと思っていました。それが3200mだったわけですね。でも、ゴールドシップが3着をはずすとは...。
by たくぞー (2013-04-29 07:15) 

miharukoma

>たくぞー さん

フェノーメノは2マイルよりマイル半が適性距離だと思いますが、それでも勝ってしまうと言うことは古馬になってからフェノーメノの成長力が優ったと言うことでしょうね。

ゴールドシップが5着に沈んだのは“回顧”でも書きましたが、古馬になってズブさがますます顕著になってきたからではないでしょうか? 


by miharukoma (2013-05-02 13:52) 

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