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マイラーズC 回顧 [競馬]

ゴールドシップのロングスパートは不発だった。「天皇賞 回顧」でキッチリと敗因分析するが、その前に安田記念の重要なステップレースの回顧を積み残しているので分析しておきたい。[soon]

レース結果                天候;[晴れ]   馬場;良
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[1] ▲ グランプリボス    1:32.6  前半3F 34.1 - 4F 45.8
[2]    サンレイレーザー   1/2   上り4F 46.8 - 3F 35.3
[3] △ ダノンシャーク     アタマ
[4] △ カレンブラックヒル  クビ
[5]    フィフスペトル     3/4
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馬券 冴えないなぁ~[もうやだ~(悲しい顔)]

kaiko_01.gif何が何でもハナを主張したタイキパーシヴァルが押して先頭に立ったのでシルポートは控えての2番手。ラップは3ハロン34.1、1000m57.3と平均以上のペースになったが、決め手のないシルポートが勝負所から仕掛けて行ったので澱みのない流れになった。

4角入口で先頭のシルポートを残り200過ぎで測ったようにカレンブラックヒルが捉え抜け出したが、最後に脚が上りグランプリボス他に差し込まれた。速い時計の出る淀の芝なので時計そのものには価値はないが、大外から差してきた1,2着馬には収穫の多いレースであった。

休み明けに良績が無いのが嫌われたのか5番人気だったグランプリボスは+10Kで登場したがキッチリと調教を積んでの馬体重だったから太目感は無し。中団からの競馬で澱みのない流れの為掛かる面も見せず直線外からしっかりと伸びてきた。昨年2着の安田記念に向けて順調なスタートを切ったと言えるが、今日は上りがかかった事が幸いした面もあり、上りの速くなる府中マイルだと昨年のような競馬は出来ないかも? マイルは堅実に走るので大崩れはしないだろうが、府中G1で昨年以上の結果は期待できないと見ているのだが…

安田記念を展望するとストロングリターンこそ骨折で戦線離脱したが安田記念3連覇を目指す堀厩舎勢(ダークシャドウ、リアルインパクト、ファイナルフォーム)とそれ以外の争いの構図かな? ショウナンマイティ、ロードカナロアあたりの参戦もありそうなので、京王杯SCの結果も見ての判断は悩みそうだ。

                                     前半=中盤=後半 1000m
2013 グランプリボス     良 1分32秒6 34.1=23.2=35.3 57.3
2012 シルポート        稍 1分33秒2 34.3=23.2=35.7 57.5
2011 シルポート        良 1分32秒3 35.0=23.0=34.3 58.0
2010 リーチザクラウン   良 1分32秒9 34.8=23.8=34.3 58.6
2009 スーパーホーネット 良 1分33秒9 36.2=24.0=33.7 60.2
2008 カンパニー       良 1分33秒6 35.5=23.3=34.8 58.8
2007 コンゴウリキシオー 良 1分32秒2 34.9=23.3=34.0 58.2
※2011年以前は阪神コース

ダートG1で惨敗した後遺症が心配されたカレンブラックヒル。芝替りの高速競馬にも対応出来ていたが58Kを背負っていたためか最後止まってしまった。本来であれば今日の展開なら勝てるパターンなのだが、4歳になると伸び悩み傾向を示しているダイワメジャー産駒のイメージを強めてしまったような気がする。安田記念ではグランプリボスと同じくらい人気になると思うが、前半楽ができるような流れにはならないので、府中の長い直線で末を無くす可能性が大と見ていいのでは?

攻め馬状態が良かったサンレイレーザーがグランプリボスを追うように伸びてきて最後ダノンシャークをアタマ退けての2着。力を付けているのは確かだが、どちらかと言うと直線平坦コース向きの馬のような気がする。府中だと坂を上がった所で伸びが止まるのでは?

金杯以来のダノンシャークは馬群の中で脚を溜める競馬。直線一瞬スペースがない場面もあったが、上手く抜け出したものの相変わらず最後の詰めが甘くなる。脚質に向いた今日の流れで2着が確保できないようでは、とてもG1で云々できるレベルではない。いわゆるハンデキャップホースと見ていいのでは。

本命に推したファイナルフォームはスタートを煽り気味に出て後方からの競馬になった。直線は後ろの方でいい脚をちょっと見せたが、何ともやる気のないような競馬だった。休み明けの遠征競馬は向かないようだが、叩いて得意の府中なら見直してもいいような気がする。

得意の淀のマイルで何故か弾けなかったクラレントも、今日の結果は度外視したい。重賞2勝している府中なら変わってくるだろう。


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