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青葉賞 回顧 [競馬]

ディープインパクト産駒が3頭出走し1、3、4着でオークス、ダービーでもディープ産駒が中心になると暗示しているように思えるのだが…[soon]

レース結果                天候;[晴れ]   馬場;良
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[1] △ ヒラボクディープ   2:26.2  前半3F 36.6 - 4F 49.3
[2] ◎ アポロソニック    アタマ     上り4F 46.6 - 3F 34.7
[3]    ラストインパクト    クビ
[4] 〇 サトノノブレス     1 1/4
[5]    アウォ―ディー    クビ
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馬券 馬連:万馬券的中![わーい(嬉しい顔)] 3連単:後悔しきり…[ちっ(怒った顔)]

kaiko_01.gif当初の予想ではラストインパクトを押さえにしていたのだが、最後の最後で2頭出し松田博厩舎のアドマイヤスピカにシルシを変更してしまった。40万馬券だもの号泣したくなるわ。

押してハナを奪ったアポロソニックにヘイローフォンテンとバンデが続き、離れた4番手にヒラボクディープ、直後にラストインパクト、人気のレッドイレヴンンも中団外目につけた。1000mが61.9だから超スローペースと言っていいだろう。4角から直線入口でヘイローフォンテンとバンデに並びかけられたアポロソニックが、直線坂下から鞭が入りジワジワと後続を引き離しにかかる。残り200からヒラボクディープとラストインパクトが脚を伸ばしてきたが、内のアポロソニックも渋太かった。

先行した内枠の馬が上位を占める前残りの競馬で、3~9着馬が上り3ハロン33秒台の脚を使ったがラストインパクト3着が最高だった。時計は9Rの古馬1000万下と同じなので平凡な部類だが、ラップを見るとハロン13秒台がなく、上り4ハロンは全て11秒台でまとめているので、アポロソニックの持続的なスピードが瞬発力のある馬を封じ込めた中味のある内容だ。

                                      前半=中盤=後半 1000m
2013 ヒラボクディープ      2分26秒2 良 49.3=50.3=46.6 61.9
2012 フェノーメノ          2分25秒7 良 48.0=50.7=47.0 60.9
2011 ウインバリアシオン   2分28秒8 良 50.7=51.5=46.6 63.7
2010 ペルーサ          2分24秒3 良 47.8=50.2=46.3 60.0
2009 アプレザンレーヴ    2分26秒2 良 48.3=50.6=47.3 61.0
2007 ヒラボクロイヤル     2分26秒3 良 47.5=50.9=47.9 60.0
2006 アドマイヤメイン      2分25秒3 良 48.1=49.9=47.3 60.4

9R 陣馬特別(1000万下)  2分26秒2 良 47.4=50.2=48.6 60.0

勝ったヒラボクディープは4番手のインから。直線も余裕の手応えで坂上ではエビショーが後ろを振り返り満を持して追い出したが、反応が鈍いのと逃げ馬が渋太かったため捉えるのに手間取りゴール前でやっとアタマほど前に出た。キズナ、アユサンと同じStorm Cat肌のディープ産駒で、戦線離脱したカミノタサハラとは同厩舎だ。青葉賞の勝馬はこれまでダービーは2着が最高だが、皐月賞がレコード決着でマイラー系に向いたレースだったことからも、今年は例年以上にチャンスがありそうだ。

惜しかったのはアポロソニックだ。3、4角中程から後続2頭に突っつかれ直線入口では並ばれる厳しい展開だったが、それでも直線バテることなくハロン11秒台の脚を持続したのだから内容は優秀だ。父のBig BrownはDanzig系なので父系的にはダービーに縁のない血統だが、BMSではロジユニヴァース、ディープスカイがDanzig系である。BMSはStorm Cat直仔のPure Prizeで祖母はRoberto系なので如何にもパワータイプの血筋だ。ただ、父はモンマスの芝でレコードを出したほどのスピードを持っていたので、父系のスピードと母系のスタミナが上手くミックスした可能性はある。今日の時計ではダービーは正直苦しいと思うが、芝転向3戦目の重賞でここまでやれると言う事は非凡な素質を持っていると見たのだが…

ラストインパクトはヒラボクディープの直後の位置取りで、直線もいい脚を見せているが最後は脚色が前と同じになってしまった。瞬発力はありそうだが、その脚は2ハロン程度しか使えなさそうなタイプに見えたので、直線の短いコース向きかも?

出が悪く後方からのからの競馬になったサトノノブレスは直線内を捌いて伸びてきて上り3ハロン33.3の最速だった。位置取りが後ろ過ぎて展開が合わなかったとも言えるが、こういう馬は前に出すと決め手不足になり易いタイプでもある。 母系もいいので今後の成長を期待したい。

レッドイレヴンは休み明けにしても走らな過ぎだ。予想でも懸念したがSmart Strike産駒はどちらかと言うとダート向きで、芝だと千八前後が適性距離かも? 産駒のブレイクランアウトが3歳春に頭打ちになったことからも、早熟傾向のある馬と仮説を立てておきたい。


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