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天皇賞 回顧 [競馬]

追込み脚質ゴールドシップの弱点が露呈したレースだった。同じ脚質であったディープインパクトのレベルに届いていないことも明らかになった。また、JC、有馬記念、天皇賞を現4歳世代が制したことで芝の中・長距離路線は今後5歳以上の世代の出る幕はないかも…[soon]

レース結果                 天候;[晴れ]   馬場;良
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[1] 〇 フェノーメノ       3:14.2  前半4F 47.9 - 6F 71.0
[2] ▲ トーセンラー       1 1/4   上り4F 49.2 - 3F 36.3
[3] △ レッドカドー         2
[4] ☆ アドマイヤラクティ   1 3/4
[5] ◎ ゴールドシップ     クビ
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馬券 このダンゴ打ちで当らないとは…[もうやだ~(悲しい顔)]

kaiko_04.gif下馬評通りサトノシュレンの逃げだったが、何とハロン11秒台のマイル戦みたいなラップで飛ばす逃げとなった。1000m59.4、2000m1分59秒7とも別掲の様に最近にはない超ハイペース。4角の手前で一杯になり、ゴールしたのはフェノーメノから何と7秒1も遅れる始末。この速い流れを少し離れて追いかけたトウカイパラダイスもムスカテールもユニバーサルバンクも失速した。陣営の指示があったにせよ無謀でノーカンなペース配分は騎手失格と言ってもいいのでは…

勝時計は歴代4位だが、ラップを見ると最初の800、次の800は歴代最高と言えるほど速く、最後の800が何と重馬場以上にかかっている過去の天皇賞に例のない流れだったと言える。

出も悪かったゴールドシップはいつものように後方から。外に出して2周目の坂の手前あたりからウチパクが手綱をしごいて上がって行くが、反応がすこぶる悪くウチパクのアクションも大きくなっていった。本来なら4角あたりで先頭に並びかけるのだが、逆に後ろから来た馬に追い越され直線はジリジリとした末脚で無惨な5着。上りもかかりスタミナが求められるレースは本質的に得意なはずなのに解せない負け方であった。前半が速いペースに弱いとか淀の高速馬場適性が劣るとか色んな解釈がなされているが、流れが速くいつもより早めに動き3角の手前の坂の上りで加速して更に11.9と全体のピッチが上がったラスト3ハロン目にも速い脚を使わされたことにより直線に向いた時にはさすがのゴールドシップでも余裕がなくなっていたと言うのがラップから推定できることだ。菊を勝てたのは、京都の三千で相手関係が楽だっただけと思うのは、菊の2着以下の馬はその後重賞さえも勝てていないからだ。だが、それより気性の問題が大きいのではなかろうか? 齢を重ねる毎にズブくなってきているのは関係者も認めていることだが、剛腕のウチパクがシゴいても反応しないほど馬がズルくなっているのでは?そうだとすると矯正するには調教パターンを変えるとか結構大変な作業になるし、それが上手くいく保証もない。宝塚記念までどう立て直してくるかだが、阪神内回りコースはステイゴールド産駒の十八番なので軽くは扱えないだろう。もしも、そこでも同じようなズブさを見せたら秋の展望は見通せなくなるだろう。

                                    前半=中前=中後=後半  1000-2000
2013 フェノーメノ       3分14秒2 良 47.9=47.3=49.8=49.2 59.4-1:59.7
2012 ビートブラック     3分13秒8 良 47.6=48.9=49.4=47.9 60.0-2:01.9
2011 ヒルノダムール   3分20秒6 稍 50.8=51.4=50.7=47.7 64.2-2:08.7
2010 ジャガーメイル   3分15秒7 良 48.7=49.6=51.4=46.0 60.7-2:04.6
2009 マイネルキッツ   3分14秒4 良 48.6=48.4=50.6=46.8 60.2-2:02.7
2008 アドマイヤジュピタ 3分15秒1 良 49.0=48.9=50.1=47.1 61.1-2:03.0
2007 メイショウサムソン 3分14秒1 良 48.5=48.2=50.8=46.6 60.3-2:02.0
2006 ディープインパクト 3分13秒4 良 48.1=49.6=50.9=44.8 60.3-2:03.0

サトノシュレンの玉砕的な逃げによりフェノーメノやトーセンラーも早めに動いていった。この流れに最も恵まれたのが外国馬レッドカドーだった。出遅れたが中団につけてトーセンラーについていくように上がって行ったが、切れる脚はない反面スタミナ抜群でバテずに粘り込んだ。ドバイ、香港のG1で活躍してきた底力は見せられたが、軽い芝だとこれが精一杯だろう。

G1馬となったフェノーメノだが道中はジワッと行って中団より前の位置取り。速い流れに乗りジワッと進出し4角でトウカイパラダイスを交わして早めに先頭に立ち、直線は最後のひとハロン12.9と鈍ったものの相手もバテているので押し切れた。強さを再認識させられ成長しているなと感じさせられたレースであった。思えば、3歳時菊に向わず府中G12戦して有馬も使わなかったことがジックリと成長を促したのかも? 三千二の距離は少し長いと見ていたが、BMSが少し軽いDanehillで高速馬場適性があるのでこなしてしまったと言うのが実感だろう。それでもこの馬は本質的に府中の速い芝の二千~マイル半向きなので、シーズン終盤の宝塚の芝は向いていないとは言わないが他馬に比べると有利ではなさそうだ。

前半は中団の内でジックリと構えていたトーセンラーはフェノーメノに併せて動いて行った。4角手前でフェノーメノに並ぶ場面もあったが、直線でアッサリ振り切られた。菊3着で京都コース3勝のコース適性を利したレースだった。阪神や府中だとこうは行かないだろう。


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