菊花賞 予想 [競馬]
3年ぶりに皐月賞馬もダービー馬もいない菊花賞となった。ロゴタイプは体調不良のようだが、元々は秋の天皇賞が目標。キズナは凱旋門賞。三冠がかかるような馬がいない年はこうなることが多くなると思う。
皐月賞、ダービー上位組でここに駒を進めてきたのはエピファネイアのみだ。そのエピファネイアはシンボリクリスエス産駒で、藤沢調教師が3歳秋に天皇賞路線選んだことを思い起こせば、三千の距離はやや長い可能性が高い。それでも良馬場なら対戦メンバーと比較するとアタマ二つくらい能力が抜けているので馬券は外さないと見ていた。だが、今朝の淀は雨で重馬場のうえに、予報では日中ずっと降り続けるようなので不良までもあるだろう。波乱もありそうな環境になったようだ。
ネコタイショウとバンデが後続を離して逃げる展開になると思うがハナはバンデか? 逃げる2頭は平均ペースだが、離れた後方の馬群はスローペースになりそうだ。不良に近くなると見て切味勝負タイプより、ある程度前に行って渋太い脚を持続的に使えるタイプが浮上してきそうだ。久し振りにステイヤータイプの菊になると見たい。予想タイムは馬場悪化程度によるが、恐らく3分6秒以上かかるだろう。
ダービーはアオッてスタートで終り、期待したセントライト記念は案外だったヒラボクディープの巻き返しと睨んだ。前に付けられる器用な脚があり、ディープ産駒にしては切れる脚はそれほどでもないが、長くいい脚が使えるタイプだと見ている。道中4、5番手に付けて、渋った淀の馬場で3角坂上からのスパートで早めに先頭に立ち、そのまま押し切るシーンを想像したい。調教では目立った動きを見せていないようだが、ディープにStorm Catの組み合わせはキズナと同じで、大一番で一変を期待したい。
実績断然のエピファネイアは折り合いと不良馬場が心配だ。折り合い面は大分ましになってきたが、長丁場で道中急に流れが緩むようだとかかる不安も残る。これをクリアしても切味が殺される馬場だと直線平坦の淀でも最後のひと伸びに影響しそうだ。一枚割り引いて対抗にしたい。
距離不安が言われているフジキセキ産駒タマモベストプレイだが、クラシック戦線で大きく崩れていない所を見ると、ある程度距離に融通性がありそうだ。マイルから二千あたりが適性距離だと思うが、3歳同士のこのメンバーなら台頭してきても不思議ではない。それでも勝つまでは無理だろう。
他も差はないが、セントライト記念2着で軌道に乗った良血馬ダービーフィズ、春二冠⑥⑥と堅実なテイエムイナズマの2頭を連下に押えておきたい。
まとめると
◎ ヒラボクディープ
〇 エピファネイア
▲ タマモベストプレイ
△ テイエムイナズマ ダービーフィズ
馬券は◎からの馬連中心にしたい。
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