2018ヴィクトリアマイル 予想 [2018競馬]
英国とフランスでその国のダービー前哨戦でディープ産駒が勝った。英国、仏国、そして日本ダービーが全てディープ産駒が勝つなんてことになったらと思うとワクワクしてくる。1981年11月22日、府中の夕暮れの中、彼我の力差を目の当たりにしたJCを思い起こすと今や夢の中にいるようだ。
土曜の府中はBコースに替り時計が速かった。メインの京王杯はレコード、準オープンの2400mでは2分22秒9とジャパンCでも歴代3位に相当する時計が出た。日曜の雨予報は降り始めが午後3時以降なのでレースは良の高速馬場で行われると見たい。
逃げるのはカワキタエンカでミスパンテールは控えるだろう。アエロリット、レーヌミノル、ジュールポレールなどが追いかけるので流れは緩まず平均ペース以上になるだろう。勝ち時計は1分32秒台を切るかも?
マイルから二千の戦線は基本的に4歳世代が優勢だ。新陳代謝の激しい牝馬では特にその傾向が強くなっている。ここも中心は4歳牝馬で、中でも牡馬陣と戦ってきた馬が底力を発揮するのでは?
レースの傾向としてリピーターが強いこともあり昨年の1~3着馬には注目せざるを得ないが、昨年は稍重で今年はパンパンの良馬場が予想されるので、関連性は小さくなると見る。
前走の着順は悪いがソウルスターリングの素質に期待したい。ヴィルシーナもストレイトガールも前走、前々走の着順は悪かったが、このレースでキッチリと結果を出したのは強い牡馬陣や海外で闘っていたからだ。ソウルスターリングも昨年は牡馬の一線級と戦い、明けて今年の初戦はスロー上がり勝負に適応できなかった。牝馬ながら力勝負が得意なタイプなので、平均以上の流れが予想される府中ならキッチリと走ってくれるだろう。
相手は4歳世代の成長株リスグラシューと昨年の勝馬アドマイヤリードの2頭だが、高速決着になると見れば若いリスグラシューのほうが可能性を秘めているだろう。
桜花賞馬でマイルCS4着のレーヌミノル、中山記念で牡馬といい勝負をしたアエロリット、前走不利があった昨年3着のジュールポレールも府中マイルが得意なディープ産駒なので連下候補だろう。最内枠のレッツゴードンキは時計的に足りなそうだが、なんと言っても内突くのが得意な岩田なので3着候補として取っておきたい。
◎ソウルスターリング
〇リスグラシュー
▲アドマイヤリード
△レーヌミノル
△アエロリット
△ジュールポレール
☆レッツゴードンキ
馬券は◎を軸にした馬連と3連単
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