2018有馬記念 予想 [2018競馬]
秋のマイルからマイル半の古馬GⅠ芝戦線は3、4歳馬が圧倒している。エリザベス女王杯で5歳牝馬のクロコスミアが2着で馬券に絡んだが、他のレースでは5歳以上世代は馬券に絡めなかった。春のGⅠ戦線ではレインボーライン、ミッキーロケットなど5歳世代が幅を利かせていたが、夏を境に勢力図が一変したようだ。この勢いは秋が深まるにつれ一層はっきりしてきた。重賞・オープンでは例年になく3歳世代の活躍が目立っていた。![[soon]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/173.gif)
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土曜のメイン芝二千五百のグレイトフルSは2分32秒7でステイゴールド産駒のルックトゥワイスが勝った。例年このレースは良馬場だと2分33~35秒が勝時計なので一秒以上速い決着だ。雨が降っていたことも併せると芝状態は良好の様だ。内外の馬場差もあまりないようだが、真中より内側を通った馬が意外と止まらないため、大外一気は難しそうだ。
逃げるのはキセキで追うのはクリンチャー、オジュウチョウサンだろう。キセキはゆっくり出してハナに立ちたいだろうが、外枠の為少し脚を使うことになるかも? ハナを奪えばハロン11秒台後半の澱みのない流れを作るだろう。クリンチャーとオジュウチョウサンは3コーナー辺りから早めに動くとピッチはハロン11秒台前半に上がるだろう。推定タイムは2分31秒0前後見ている。
4歳代表レイデオロと勢いのある3歳ブラスタワンピースに期待する。上昇度を買いブラストワンピースを本命にするが、馬券はレイデオロとの2頭軸がいいかも。
ブラストワンピースは長くいい脚を使えるタイプなのでキセキが引っ張る流れは向きそうだ。ダービーは直線の不利が大きかった。菊は最後2ハロンの瞬発力勝負になり前との差を詰めれず、距離も長かったようだ。二千五百は守備範囲だが、大型馬なのでコーナー6回の小回りへの対応がカギになるだろう。Danzig系はここ二十年有馬では馬券に絡んではいないと言うデータもあるが、新たな歴史を作る可能性に賭けてみたい。
レイデオロだが平均ペースの距離二千五百は少し長いような気がする。平均ペースだと折合い面の不安はないだろうが、道中なし崩し的に脚を使わされて最後の急坂で脚が鈍るかも。中山二千五百の乗り方を手中に納めているルメールがどう馬を御するか見ものだ。
キセキはスピード、スタミナ、パワーのいずれも兼ね備えている馬なので、直線でも渋太く粘るだろう。この秋4戦目となりJCを驚異的なレコードで走った疲労残りだけが心配だ。
内枠のクリンチャーとモズカッチャンの4歳勢も連下なら。特にクリンチャーは上がりがかかるようであれば、キセキと行った行ったの可能性も。内枠のデムーロはやはり危険なヤネなのでモズカッチャンも押さえておきたい。
可能性は低いが3角過ぎからペースが上がり極端に上りがかかるようだと、小回りでの瞬発力に優れているミッキースワローの大外強襲も考えて起きたい。ヨコテンなのでヤマを張った乗り方がハマればだが…。
◎ブラストワンピース
〇レイデオロ
▲キセキ
△モズカッチャン クリンチャー
☆ミッキースワロー
馬券は◎〇軸の馬連、3連単。▲と△2頭の馬連も少々。
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