2019有馬記念 予想 [2019競馬]
土曜の2500のグレイトフルSはスローペースで先に行った内枠の馬が上位を占めた。ルーラーシップ、ステイゴールド産駒が1、2着と中山二千五百距離適性が示すような結果だった。全体として今の中山は内を廻った馬が直線でも失速しない。外を廻して直線一気に追い込むのは難しそうだ。8レースのグッドラックハンデキャップを見て馬場状態の最終判断したい。
外枠にハナ候補が集まったが恐らくアエロリットのハナになるだろう。キセキは出遅れなければ楽に2番手、サートゥルナーリアも行きたがる気性なので3、4番手あたりか。道中アエロリットがペースを落とすようだとキセキが替って先頭に立つと見て流れは緩まず平均ペースになると見る。
アーモンドアイも前目の位置になるだろう。アーモンドアイが出るレースは時計が速くなる傾向がある。午後から雨の予報だが降雨量は少なそうなので良馬場でのレースとなると見る。推定タイムは2分30秒台と早いタイムの決着になるのでは?
アーモンドアイは初めて中山コース登場となる。距離は府中マイル半を2勝しているので問題ない。小回りコースも出遅れなければ前に行ける脚質なのでマイナスとはならないだろう。2度の急坂越えが初体験になるので少々気にはなる。それでも余程のことがない限り馬券は外さないと見たい。
アーモンドアイに太刀打ちできるのは血統的背景があるエタリオウとキセキの2頭と見る。エタリオウはJCでも期待したが先行するも渋った馬場で最後失速してしまった。日経賞2着とステイゴールド産駒らしくこのコースのこの距離への適性は高い。良なら枠にも恵まれたのでノリの乗り方次第ではいい勝負ができるのでは?
キセキは昨年5着。大外枠に近い枠で痛恨のスタートでハナに立つため相当脚を使ってしまった。今年は昨年よりやや内枠なのでムーアが上手く出すようであれば持ち味の平均ペースで後続に脚を使わせる競馬が出来そうだ。遠征帰りなので体調面の心配もあるが出してくる以上態勢は整ったと見たい。
近年のこのレースでは3歳勢が活躍している。今年は皐月賞馬と菊花賞馬が出走してきた。サートゥルナーリアは秋の天皇賞で頭打ち感を見せてしまった。皐月賞もゴール前では失速気味だったが、天皇賞でもアエロリットを一旦交わしたが結局差し返されズルズルと後退。トップスピードの脚が長続きしないのだ。小回りの中山ならカバーできる可能性もあるが、先に行きたがる気性と合わせると坂の途中ないしは坂上で失速すると見たい。
連下は手広く行きたい。菊花賞馬の2頭フィーエルマン、ワールドプレミア。このレースと関係性が高い宝塚記念の勝馬リスグラーシュ。中山に実績はないが内枠でマーフィ鞍上のJC馬スワーヴリチャード。
格下で力は劣るだろうが小回りコース得意でオールカマーを勝っているスティゴールド産駒スティッフェリオを複穴として取っておく。
◎エタリオウ
〇アーモンドアイ
▲キセキ
△フィエールマン ワールドプレミア リスグラシュー スワーヴリチャード
☆スティッフェリオ
馬券は◎を軸にした馬連と3連単にする。
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