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投資徒然草 11月12日 熊(ベア)がチラホラ、11月相場 [株]

 日経平均は先週末終値-237円の16,112円で引けた。先週に続いての続落で下げ幅は556円と軟調な展開となっている。日経ジャスダック平均も先週から6日続落で年初来安値(2,094、10/12)に近づき、こちらも軟調である。
 米国市場はDOWもNASDAQも過去最高値や年初来高値を更新する堅調さで推移していることを考えると日本市場の弱さが目に付く。
先物主導で売られている場面もあるが、国内企業の決算で通期見通し据置企業が多く、先行きに対して不透明感が漂っていることが影響しているのではないだろうか。特に内需系企業の慎重な見通しが嫌気されているようだ。実際、ソフトバンク、ヤマダ電機、セガサミーなどの株価は大きく下げている。一方でトヨタのような国際優良株は上場来高値を更新している。

 14日には7-9月期のGDP統計が発表されるが、予想を下回るようだと更に景況感が悪化し、内需系企業の株価は一段の下げがあるのではないかと見ている。と言うのも円安を背景に輸出は好調なことが予想されるので外需はプラスで内需はマイナスとなることが想定されるからである。17日に決算発表のピークを迎えるが、今週は大日本スクリーン、東京エレクトロンなどの半導体製造装置関連メーカーの決算に注目したい。特に液晶関連製造装置の受注状況に着目したい。


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