「株戦記」 あれから1年、扉は開くか? [株]
昨年までの「投資徒然草」を「株戦記」に改題することにしました。
株式投資は見えない敵と日々戦争をしているようなものですから、実態に沿うようなタイトルにしたいと思いました。中、長期投資を基本にしていますので毎日のブログ更新は考えていませんが、旬の話題は臨機応変に取上げていきたいと思っています。
今週の市場
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週末 前週比
日経225 17,057 - 34
日経JQ 2,145 + 8
NYDOW 12,556 +158
NASDAQ 2,502 + 68
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金曜日にオプションSQを控えていたこともあり値動きの荒い4日間であった。日経平均は木曜日まで大幅に下げたが、米国市場でダウが最高値を更新したことと円安も重なり金曜日は全面高となり値を戻した。新興市場は金曜日こそ上昇したが、年明けからずっと軟調であった。
個別では木曜日に業績下方修正を発表したファーストリテイリングが週間で約17%と下げが目立ち、連れて同業のコナカ、ライトオンなども7%以上下げた。投資判断引下げも相次ぎ、更なる下値もあるとの見方が多いようだ。JQではテレウェィヴが週間で16%の下げ、金曜日にはストップ安となった。一方で建設、橋梁銘柄に上げの目立つものが多かった。
なお、オプションSQ値は16,888円だった。
来週の主なスケジュール
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国 内
15日 11月機械受注
17日 日銀政策決定会合(~18日)
自民党大会
18日 日銀総裁定例会見
21日 県知事選挙(山梨、愛媛、宮崎)
海 外
15日 米国市場休場(Martin Luther King, Jr. Day)
16日 インテル決算発表
17日 アップル決算発表
18日 12月北米半導体製造装置BBレシオ
IBM決算発表
米国12月住宅着工件数
米国12月消費者物価指数
FRBバーナンキ議長の議会証言
19日 GE決算発表
20日 イスラム暦新年
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来週の市場とスタンス
来週はライブドアショックから1年の節目の週になる。内外ともにイベントが目白押しで気が抜けない週になるだろう。国内では日銀による政策金利の利上げには注目したい。海外ではハイテク企業の決算発表が始まるので注目している。更にFRBバーナンキ議長の議会証言、12月住宅着工件数などに注意が必要だろう。
金曜日の米国市場でDOW、NASDAQとも高値を更新しているので、その流れを引継げば落着いた値動きが期待できるものの、全体としては18日の福井総裁の会見までは見送り気分が支配するような気がする。
投資スタンスは「休み」で、売買は控えようと思っている。個別にはハイテク銘柄や人気が低下しているソフトバンクの動向に注目したい。
ホリエモン逮捕から一年過ぎるが、そろそろ新興市場が復活となるタイミングではないかと妄想をしているのだが…。
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