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【株戦記】 13日金曜日のオプションSQは… [株]

今週の市場 
 国内市場は週間でプラスで終ったが、終り味は良くなかった。
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               週末値       前週比
日経225      17,484         197
日経JQ        2,103        -  20

NYDOW       12,560         206
NASDAQ        2,471          50
CMEN225   17,560         290
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     注;米国市場は木曜日終値

週初に先物主導で大きく下げ、その後米国市場の堅調さに助けられ大きく値を戻したが、週末にかけて2日連続で下げた。売買高も細り、市場に活気がなかった。
業種別ではゴム、精密機器、電機などが上げ、不動産、鉄鋼などの下げが目立った。個別には地震復興関連で東洋建設が週間で約20%の上昇が目立った。他ではプラント、サブコン関係の値上がりが目立った。高岳製作所や荏原が約15%、きんでんや東芝プラントが約14%などである。一方、値下りが目立つのは不動産関係である。フージャースコーポレーションが約11%、NTT都市開発や三菱地所が約9%下げた。鉄鋼も日銀短観を受けて利益確定売りが目立った。
6日に発表された3月の携帯電話商戦はKDDIの1人勝で、ソフトバンクの苦戦が目立った。ソフトバンクの孫社長がどんな対策を打ってくるかが次の興味となる。
新興市場はジャスダックが週末に終値で年初来安値を2週連続で更新した。鉄鋼株を売却した個人資金は主に値動きのいいマザーズ市場に入っているようだが、ジャスダック市場には関係ないようである。

米国市場はDOW、NASDAQ市場とも木曜日まで6連騰と堅調である。テクノロジーセクターの好決算期待でフィラデルフィア半導体指数も3日続伸した。他のセクターではヘルスケア、一般消費財が上昇した。個別にはヒューレットパッカード、アルトリアグループ、メルクなどが上昇した。6日に発表された雇用統計も非農業部門の雇用者が前月に比して18万人増となり、目安となる15万人を上回ったが、米国市場は休場のため市場への反映は来週になる。

来週の主なスケジュール
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国内
09日    日銀政策決定会合(~10日)
10日    日銀総裁定例会見
11日    2月機械受注
        3月対内対外証券投資
13日    オプションSQ

海外
09日    香港・オーストラリア・欧州市場休場
11日    米3月FOMC議事録
12日    ECB理事会
13日    G7財務相・中銀総裁会議
        米2月卸売物価
        米2月貿易収支
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来週の見通しと投資スタンス
 来週は2日新甫の月恒例の13日金曜日オプションSQがある。為替は円安に向っているが、週末にG7財務相会議があり、ドルを基準にすれば円安であるが、ユーロなどを基準にすればドル安なので、円に対する風当たりは強くなってくることが予想される。円安と米国市場頼みの東京市場にとっては不安材料で、また先物主導で売られることも想定しておく必要があると思う。

来週も今週に引続き見送りである。来週も安くなったところ狙い撃ちで拾うことになるが、中々狙っている価格まで下げてこないので我慢できるかがポイントになってくると思う。総悲観の新興市場は今や宝の山になりつつあるので、業績変化率の大きいような銘柄に絞込み、株価の動きをチェックしていきたい。リスクもあるが、ある程度リスクをとらないと個人投資家は勝てないと思っているので、損切りラインを決めて機械的に売買を行いたい。「人の行く裏に道あり、花の山」の格言は、現在の新興市場にぴったりと当てはまる気がする。

個別には今週に引続き個人サービス、情報サービス関連のテレウェイヴ、SJホールディングスなどに注目している。

 


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