【株戦記】 出遅れ修正期待は… [株]
今週の市場
連休の谷間で方向感に乏しい動きであった。
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週末値 前週比
日経225 17,394 - 6
日経JQ 2,054 12
NYDOW 13,264 144
NASDAQ 2,572 15
CMEN225 17,615 205
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日経平均は火曜日こそ下げたが、米国市場の値上がりを受け水曜日に戻した。日経ジャスダック平均は5日続伸で、11日続落の後自律反発が続いていると言うところか?
キッコーマン、住友金属鉱山、コマツ、任天堂などが上場来高値を更新したが、アルペンなどは上場来安値をつけた。個別に目立ったのは好決算のオールアバウトが週間で約28%、業績上方修正のフィデックが約14%上昇し、一方で業績下方修正のフルキャストが約20%、大幅な減益予想の新光電気工業が約17%下落した。
米国市場ではDOWが火曜日から4日続伸し、連続で史上最高値を更新する過熱気味の展開になった。NASDAQも火曜日から4日続伸し、昨年来高値を3日連続で更新した。
来週の主なスケジュール
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国内
09日 4月携帯電話契約数
11日 オプションSQ
海外
09日 FOMC
上海市場再開
10日 ECB理事会
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来週の展望と投資スタンス
決算発表やオプションSQなど波乱要素はあるが、好調な米国市場を受けて堅調に推移するのではないかと見ている。海外株式市場に対する出遅れ修正を期待する声もあるが、17日の1-3月期GDP発表までは、慎重な投資スタンスが主流を占めるのではないかと見る。
新興市場は5日続伸したとはいえ、依然として低水準なので見直されるのではないかと見ている。
注目の決算発表は国内では8日のソフトバンク、11日の東京エレクトロン、セガサミーなどで、米国では8日のシスコシステムズである。
投資スタンスは取り合えず様子見で、下がれば押目買い、上がれば利益確定売りと臨機応変で行きたい。
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