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阪神牝馬S 回顧 [競馬]

ダンスインザダーク産駒が1,2着。菊花賞で見せたあの瞬発力は、長距離よりも短距離に向いているのかも?[soon]

         11489782.gif           天候;[晴れ]  馬場;良
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 [1]    ジョリーダンス    1:21.4  前半3F 35.1 - 4F 46.8
 [2]    ザレマ         1 1/4   上り4F 46.3 - 3F 34.6
 [3] ○ オディール      1 3/4
 [4]    サワヤカラスカル  1 1/4
 [5]    レジネッタ      1/2
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馬券  何も言うことありません…[ちっ(怒った顔)]

予想通りアルティマトゥーレが一旦ハナに立ったが、内のエリモハルカがこれを制して先頭を奪った。オディールが4,5番手追走し、ザレマ、ポルトフィーノは中団、その後にジョリーダンスの位置取りになった。ハロンラップで10秒台がなく4ハロン46.8のスローペースで淡々と進んだ。直線に入るとアルティマトゥーレとウェスタンダンサーが並んで先頭に立ったが、その外からザレマとオディールが並んで上がってきた。さらにその外からジョリーダンスが1頭だけ他の馬と違う脚色で追込んできた。

馬場のいい外に持ち出した馬の伸び脚が目立ち、インを突いた馬はことごとく馬群に沈んだ。スローペースにしては中団からの追込みが決まったのは先行グループに距離不安がありレベルが低くかったからだと思う。レース全体としてもレベルは低く、ヴィクトリアマイルを狙えるような馬は見当たらなかった。それにしても4歳牝馬陣はだらしが無い。

上り3ハロン33.6と8歳馬とは思えない強烈な末脚で勝ったジョリーダンスは一昨年に次いでこのレース2度目の勝利となった。関東馬ながら得意の阪神の得意の距離で有終の美を飾り、生まれ故郷の北の大地に戻って行くことになったが、もう少し早めに繁殖に上げたほうが良かったのではとの思いはある。それはそれとして丈夫ないい子を出して貰いたいものだ。

マイル以上の距離でかったるいレースが続いていたザレマは距離短縮で新境地を開こうとしたが、適性は見せたものの結局最後に脚が甘くなりまたもや勝てなかった。時計がかかっている今の馬場もこの馬には向いていたと思うのだが…。伸び悩んでいるというか、能力の限界を見せたような気もするので、賞金を加算したのはいいが次のレースの選定が難しそうだ。洋芝の函館、札幌で試してみるのもいいかも…。

前に出していったオディールはそのまま流れこんでの3着となったが、次に希望を抱かせるような内容ではなかったように思う。レース間隔が開いたせいなのか能力が頭打ちなのか判断つきにくいが、適性があると思われる時計のかかる馬場とこの距離でザレマに直線で突き放されるようなレース内容では先が思いやられる。次のレースを見て判断したいが、単なる早熟馬だった可能性が濃くなった一戦でもあった。

本命に推したポルトフィーノは中団外目追走からいいところなくレースを終えたが、馬なりの調教しかしていなかったところを見ると、本調子には程遠い状態だったのかも知れない。陣営は8分程度の仕上げでも何とかなるだろうとの見方だったかも知れないが、競馬は甘くないことを改めて知らされただろう。この後無事なら一度叩いたことで次はキッチリと変わり身を見せると思うが、どうもこれが陣営の狙いではなかったかと思う。血統、素質から言ってもこのままで終わるような馬でないことは誰もが認めることだと思うが、今の賞金では出たいレースにも出れなくなるのでどこかで賞金を加算したいところだろう。

アルティマトゥーレは勝馬から1秒遅れの10着。初めて経験するオープンの厳しい流れへの対応に戸惑ったようだが、慣れてくれば対処できるのではないだろうか。府中でこそ真価を発揮できるタイプでないかと見ているのだが…。

 


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